ブライダルリングには欠かせない宝石
“ダイヤモンド”
「婚約指輪」の真ん中にセッティングされているのは、必ずダイヤモンドです。
婚約指輪にダイヤモンドをあしらう習慣は、15世紀ヨーロッパの頃より定着したと言われており、
それが現在まで受け継がれてきています。
なぜダイヤモンドなのか・・・
・・・・・・・・・・・ ①ダイヤモンドは地球上で最も硬い鉱物 ・・・・・・・・・・・
生涯ご使用いただくものですから、傷や破損などしやすかったり、扱いずらくては困りますね。
せっかくなら美しいまま、変わらない愛を伝えられる石がいいです。
そして、生涯を決めた大切なひとに送るものです。硬くて高価なダイヤモンドは、
「これからあなたを幸せにします。」
という、送り手側の強く固い意志、を表す宝石と言えます。
・・・・・・・・・・・・・・ ②石言葉に秘められた想い ・・・・・・・・・・・・・・
ダイヤモンドの石言葉、ご存知でしょうか?
「純潔」・「清浄無垢」・「純愛」・「永遠の絆」・・・
もうこの為に生まれたとしか言えない素敵なものばかり。。
色の変化が起こることのないダイヤモンドはその透明で美しいまま、
変わらない想いを乗せるには相応しいですね。
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そして、婚約指輪に着く大きいダイヤモンドたちには
それぞれ 4C という品質評価基準がつけられています。
Carat(カラット=重さ)・Color(カラー=色)・Clarity(クラリティ=透明度)・Cut(カット=輝き)
この4つの観点からダイヤのグレードを決めるもので、世界中で用いられています。
この後説明しますが、ダイヤのグレードによって金額が変わってくるブランドがほとんどですので、
皆様も頭の片隅にでも置いておいてください!
■ Carat(カラット) 重さ
宝石全般に用いられる、重さの単位で、1ct=0.2g と定義されています。
小さなダイヤよりも大きなダイヤの方が原石が少なく、もちろん希少価値は高くなります。
4Cの中でも、1番目に見えてわかりやすいと言えます。
■ Color(カラー) 色
ダイヤにはD〜Zで色のグレードが定められています。
Dの方が無色に近く、Zにいくにつれ黄味がかってくるのです。
ブライダルですと、大体がH以上のものを使用することが多いです。
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DEF / GHIJ / KLM / NOPQR / STUVW / XYZ
無色 / ほぼ無色 / 非常に薄い黄色 / 薄い黄色 / 黄色
■ Clarity(クラリティ) 透明度
ダイヤモンドは天然の宝石。顔にほくろがない人間がいないように、
ダイヤにもインクルージョン(内包物)とブレミッシュ(傷)という特徴があり、
それがどの程度少ないかで、価値が変わってきます。
数・位置・大きさ、によって光の通し方が異なってきますので、
少ない方が、透明感のある、より良いダイヤとされております✨
FL – IF / VVs1 -VVs2 / VS1-VS2 / SI1-SI2 / I1-I3
左の方(IFやVVS)が内包物が少なく希少価値が高い評価となります。
ブライダルですと、大体がVS以上のものを使用することが多いです。
■ Cut(カット) 輝き
唯一職人さんの手によって大きく評価が変わる部分、カット。
婚約指輪に多く用いられる”ラウンドブリリアントカット“はダイヤモンドが受けた光を最も効率よく反射させる形として生み出され、
評価が定められている唯一のカッティングです。
評価基準は、シンメトリー(対称性)・ポリッシュ(研磨)など。
Excellent / VeryGood / Good / Fair / Poor
といった基準がありますが、ブライダルですとVeryGood以上が使われることが多いです。
少し難しかったでしょうか・・・?
ダイヤモンドにも様々ございます。それぞれのグレードを細かく選ぶことのできるブランドもございますので、
指輪選びの際にご参考になれば幸いです🍀
詳しくは店頭のスタッフまでお尋ねくださいませ^^