皆様こんにちは。
ジュエリーを購入するとき、デザインももちろんですが、素材にこだわる方も多いと思います。
ジュエリーショップや雑誌などでもよく目にするK10やK18という記号。
「K」ってなにを表すものなのかご存知の方は少ないかと思います。
実は、金の純度を示す単位「karat(カラット)」の頭文字。ジュエリーに金がどのくらいの割合で入っているかを表しているんです。
ジュエリーはお好きでも、素材の違いについてなかなかわからないと思いますので、ぜひ色々ご紹介させてください!
ぜひ今後ジュエリーを購入するときの参考にしていただければと思います😌
⭐️K10
K10は、10金とも呼ばれており、ゴールドが全体の約42%、シルバーや銅などの混合物が58%のゴールドを指します。
加工がしやすく、ジュエリーやアクセサリーの素材として使用されています。
ゴールドが高騰していることもあり、K18に比べてもゴールドの割合が少ないため、
K10のアイテムは比較的手が出しやすい価格帯なのも魅力の1つです。
金は柔らかい性質を持っているため純金だと変形したり傷がついたりする可能性があります。
例えば日常生活で重いものを持ったり、ぶつけたりしてしまうと、強い衝撃が加われば落とした際に破損する可能性も。
ただ、強い力や無理に曲げようとしない限り日常生活で急激に変形することはないのでご安心ください🙆♀️
その点、K10は割金の割合が高いため歪みにくく、傷がつきにくいという魅力がありますし、
このほかにもK10は耐久性の高さから華奢なジュエリーにも用いられているので、好みに合う製品を見つけやすいのも魅力のひとつです。
そしてヨーロッパではK9がポピュラーとされています。
なぜ金の含有量が少ないK9のほうがヨーロッパで人気を集めているのかというと、
イギリス王室が好んでいたからという理由のほかに、歴史や文化が関係しているからといわれています。
物によって異なりますが、ゴールドの色味も柔らかく優しい雰囲気を与えてくれるので、女性の方にもオススメなお素材です🎀
⭐️K 18
K18は、18金とも呼ばれており、ゴールドが全体の約75%、シルバーや銅などの混合物が25%のゴールドを指します。
常に身に着けていても変色することはあまりなく、何世代にもわたって使い続けられるジュエリー素材です。
金は変色しにくく耐久性に優れているため、高い価値があることでも知られています。
全体の4分の3を金が占めているK18は、とてもやわらかい材質で、こちらも加工がしやすくジュエリーの素材として向いています💍
さらに金の純度が高いため、アレルギーを起こしにくいのも特徴です。
また強度も高く加工がしやすい素材だからこそ、海外ブランドはK10やPTでなくK18を使用しているところがほとんどです。
K10に比べても衝撃などで割れにくいのもK18の大きな特徴です。
お肌が弱い方も、日中ながく身につけられる方の場合、K18の方が向いているかもしれません。
長い目で見ても、お色味もほとんど変わりませんので、世代を超えても受け継いでいけるジュエリーになるでしょう。
⭐️PT
プラチナジュエリーはPt850(純度85%)以上と決められており、
純度の種類は、Pt900(純度90%)、Pt950(純度95%)、Pt999(純度99.9%)の3つに大きく分けることができます。
この割金が少なければ少ないほど、アレルギーを起こしづらいとも言われています。
プラチナはもともと柔らかく、Pt999のように純度が高いものを使用する場合は特殊な製造を行うなど、高い技術と経験が必要です。
そのため、一般的なジュエリーではパラジウムなどの金属を配合して強度を高めた、Pt900やPt950のプラチナが使用されます💎
さらにプラチナは化学的には非常に安定した物質であり、アルカリや酸に強いです。
温泉に含まれる硫黄や汗などの影響も受けにくいため、日常生活で常に身に着けていても変質・変色の心配が少ないという特徴があります✨
人肌に触れても金属アレルギーを起こしにくいため、金や銀と並んでジュエリー素材として優れているんです😌
また1トンから3g程しか採取されないため、希少な素材です。
現在ではゴールドも高騰しておりますが、プラチナも変わらないくらい希少価値の高い素材なんです。
いかがでしたでしょうか。
なかなか知らない素材の知識。
是非ジュエリーを購入しようか検討されている方は参考にしていただければと思います。
アレルギーなど不安な事がございましたら、
いつでもBIJOUX THREECの店頭スタッフにご相談ください☺️