1月19日(月) 「青焼き」の自由研究
今日はブルースチールの自由研究です!
ブルースチールというとあまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、
いわゆる「青焼き」のことです(∩´∀`)∩
「青焼きの針」とか「青焼きのネジ」という言葉はなんとなく聞いたことがあるのではないでしょうか?
こんな感じのが「青焼き」です↓
「ブルースチール」とは…
簡単に言うと時計の素材として一般的なものである「ステンレススチール」
を一定の温度で焼き、表面に青い酸化被膜を作ったものです。
深みのある美しい色合いが特徴で、装飾的な意味合いもあるのですが
普通のメッキよりも劣化に強いため
元々は針やネジの酸化・劣化を防ぐための加工でもありました。
(そのため、アンティークウォッチなどでも青焼きの針やネジを見ることができます。)
この酸化被膜も「酸化」という言葉が入っているだけあって
じつは「サビ」の仲間のようなものなのですが、
「サビ」はどんどん金属の内部まで酸化が進行してしまうのに対し、
「酸化被膜」は人工的に金属の表面に安定した酸化物を作り出すことで、
金属の内部に錆び(酸化)が広がるのを防ぐことができるのです!(/・ω・)/
(文系なのでこんな感じで勘弁してください…(2回目))
で、どうやってこんなにキレイな青にするかと言うと、
ただ適当に加熱するだけではもちろんダメなのです。
スチールを加熱していくと表面に薄い酸化層が作られていくのですが、
温度が高くなるにつれて酸化層が厚くなり、それによって表面の色が決まってくるのです。
綺麗な「青焼き」にするにはどうやら摂氏300度まで加熱する必要があるようです…!
激アツですね♥
ちなみに色がどのように変化していくかは以下の通りです↓
200度 薄黄色
220度 淡黄色
230度 暗黄色
240度 褐色
260度 紫色
280度 すみれ色
300度 コーンフラワーブルー←このあたりがキレイ!
320度 明青色
350度 青灰色
400度 灰色
550度 暗褐色
630度 赤褐色
680度 暗赤色
と、こんな感じで変化していくのです。
わずかな温度の違いで仕上がりが全く異なってしまうので、
綺麗な「青焼き」にするには大変な手間がかかるのです…
職人技…!
私の大好きなモンブリランも青焼きの針です(∩´∀`)∩♥
ブライトリング
モンブリラン38 JAPAN EDITION
A400 G89 NP
38mm
3気圧防水
842,400円
透明感のある深い青がキレイです…
青焼きにキュンとした方は是非店頭で見てみて下さいね(*´ω`*)
それでは、今日の自由研究は終わりです(=゚ω゚)ノ
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