BREITLING スーパーオーシャンヘリテージ46=
こんにちは。
4月20日の本日は『青年海外協力隊の日』だそうです。1965年に発足。2000人を超える20歳~39歳までの人たちがボランティアとして活躍しているそうです。
どーでもいいかも知れませんが39歳までなんですね。
『青年』だからそうか・・・
青年会議所(JC)も40歳になったら卒業ですもんね。
そんな青年の期間もあとわずかとなってしまった私飯田ですが、先週に引き続き今日もブライトリングです。
今日の時計はコチラ
スーパーオーシャンヘリテージ46
自分の持っている時計ばかり語るのではなく、持っていない時計でも好きな時計など語ることにしようと思い、今回はこのモデルを紹介。
発表されたのが2007年。今や多くのブランドが復刻しているメッシュのミラネーゼブレスだが、近年最初に復刻したのがこのモデル発表の時だった。
発売されてからすでに6年が経過するが、モデルチェンジすることなく今も続いている。当初はあまりの反響にお客様からご注文をいただいても3ヶ月~6ヶ月待ちという状態だった。
そんなスーパーオーシャンヘリテージだが、ずっと前から欲しいと思いながら買えていない時計の1つとなっている。でも、いつか手に入れたい時計だ。
ちなみにスーパーオーシャンの誕生は1957年。(↑当時の広告)
OMEGAスピードマスター、HAMILTONベンチュラと時を同じくして誕生した時計だ。当時は洞窟探検家やトレジャーハンターによる潜水が行われたり、レジャーでのダイビングなどもされるようになってきた時代。そんな時代に生まれた時計だ。
ブライトリングと言うとパイロットウオッチのイメージが強い。しかし、そのパイロットウオッチの代名詞的モデルのナビタイマーが誕生したのは1952年。スーパーオーシャン誕生のわずか5年前のことなのだ。そう考えるとブライトリングのダイバーズも充分に歴史のあるシリーズなのだ。単にパイロットウオッチとしての功績が大きすぎるがゆえ、ダイバーズのイメージが低くなっているのだ。
では、個人的にこの時計の好きなところは何かと言うと
■リューズの形
■カレンダーが6時位置にある
■短針の三角形状
■ラグの長さ
■SuperOceanのロゴ
などがある。
『リューズの形』は昔の時計によく採用されている玉ねぎ型のリューズ。このさり気ないディテールがクラッシック感をより高めてくれる。またリューズ操作もしやすくて好きだ。
『カレンダー位置』に関しては6時位置にあると左右対称のデザインになるから好きなのである。3針時計はカレンダーが3時位置か6時位置にあるのが一般的だが、なぜだか3時位置に配置してあるモデルの方が多いように感じる。ROLEX然り、IWC然りである。3時位置にカレンダーがあった方が視認性に優れていると聞いたことがあるが、それだけが理由なのだろうか?気になるところである。そしてBREITLINGに関してはこのモデル以外は3針で6時位置にカレンダーがあるものは無い。
『短針の三角形状』は単に個人の好みである。特に説明はない。ただ、あえて挙げるとすれば長針と短針の形状が明らかに違うので暗闇での夜光の光った状態での時間の読み間違いはないはずだ。
『ラグの長さ』。これも単純に好みなだけ。腕に巻きつくような形状で下に向かって長くなっている。鍛造のケース作りをしているブライトリングとしてはこれだけのラグの立体感を出すのは手間だと思う。そんなことを考えながらこのラグを見て頑張ってんなぁ~と思ってしまう。
『SuperOceanのロゴ』。筆記体のこのロゴ、これはスーパーオーシャンが発表された1957年当初から使われてきているロゴマークだ。現行のスーパーオーシャン42や44にもこのロゴが記載されている。モデル名がこのようにロゴ化されているのって珍しい。ブライトリングだけではなく、他ブランドでも少ないのではないだろうか。そんなささやかな拘りが好きなのだ。
あ、と言うかブライトリングのロゴマークですら50年代のものから現在までを振り返ると変化してきているのに、スーパーオーシャンのロゴが変わっていないというのは凄いことなんじゃないのか?
その他にも好きな部分はある。200m防水というのも好感の持てるところだ。防水性能だけを考えたら現在のダイバーズ時計なら300m防水以上にはしたいところだが、そこはあえて当時と同じ防水性に拘ってみたりしているところがにくい。またベゼルの黒い部分だがここは塗料で塗ってあるのではなくシールである。他ブランドでこのようにベゼルに色がついているものはたいていが塗料だ。ただ塗料だと剥げてしまう為、最近ではその上にサファイアガラスを被せているものや、セラミック素材でベゼルを作っているものなどもある。しかし、ブライトリングのこのモデルに関して言えばそのようなコストのかかる手法を選んだのではなく、コストを下げ、しかもメンテナンスをしやすいシールという発想に至った。シールと知ってしまうとチープな感じがするかもしれないが、実に実用性を考慮した仕様だと私は思う。だから好きなのだ。
(↑BREITLING THE BOOKに掲載されているこの写真の雰囲気が好き^^;)
気になる点を挙げるとすれば・・・やはり大きさだろうか。46mmという大きいサイズ。そのサイズ感が嫌なのではない。腕に乗せた感じは私としては好きなサイズ感であり、申し分ない。では何が気になるかと言えばベルト幅が24mmだというところだ。私の所有している時計の革ベルトの多くが22mmなので互換性がないのが悲しいのだ。それを考えると44mmくらいのケースサイズだったら良かったのかなぁ・・・と思う。
ま、とは言え、本当すばらしい時計だと思う。
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