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計算尺の使い方

2017.02.15

こんにちは。

スリークの飯田です。

 

時計には色々と機能が付いたものがありますが

何だかんだ言っても人気のあるものは『クロノグラフ』。

 

クロノグラフと言えば『タキメーター』などの目盛りが付くモデルも多いのですが

ブライトリングのナビタイマー系のモデルは『航空計算尺』が備わっております。

 

「NAVITIMER」の画像検索結果

 

このベゼルの外周と内周に刻まれた目盛りが計算尺なのですが

これこそがこのナビタイマーの最大のアイデンティティーであり、魅力でもあります。

 

 

さて、このナビタイマーですが誕生したのが1952年

1942年には簡単な計算ができる回転計算尺付きのモデル(クロノマット)を開発していたのですが

より複雑なパイロット向けの計算尺を搭載したモデルとして登場しました。

 

 

ナビタイマーは現在もなおブライトリングの主力モデルであり、人気モデルでもあります。

デザイン的にもミリタリーであり、クラシックであり、なんとも言えない味わい深い個性的なデザインに魅了されて購入される方が多いです。

 

しかし、意外とこの計算尺の使い方をわからないまま所有している方も多いようです。

そこで本日はその航空計算尺の使い方をご紹介します!

 

 

↑ちなみにこれが計算尺。スライドさせて計算するんですね。

 

 

 

 

 

 

↑で、これが航空用に改良された計算尺。

 

 

 

 

この機能を搭載したのがブライトリングのナビタイマーやモンブリランなのです。

 

色んな計算ができるのですがゴチャゴチャしていて難しそう、という印象をお持ちの方が多いです。

 

でも一回覚えると意外と簡単ですし、遊べますよ。

 

では、まず文字盤にある計算尺の数字の読み取り方です。

 

①2時方向にある『10』のメモリが基準になります。

 

 

②計算する数字に応じて、この計算尺に記載されている数字の桁を換算して読み取る。

例えば100×50とかという計算の場合は10を100として読み取る。

 

 

③数字は10から時計回りに増えていく。

 

 

ここまではご理解いただけましたでしょうか?

説明が下手ですみません、、、

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さて次に実際の計算です。

 

例えば『3×4』という計算の場合。

 

①計算尺のメモリから3を探します(この場合は30を3と読み取ります)。

 

②外周の30を内周の10に合わせます。

 

③次に内周の4を探します(この場合は40を4と読み取ります)。

 

④内周の40に合わさっている外側の数字を見ます。⇒そこに答えの『12』があります

 

*なお、30×4、3×40、300×0.4などなど、これらの計算は全て同じ合わせ方です。

どうです?

わかります?

 

 

では次に割り算。

 

18÷3の場合。

 

①外周の18と内周の3を合わせます。

(18/3のような感じです)

 

②内周の10の外側に答えの6(60)が表示されます。

 

 

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ここまでが掛け算と割り算です。

この掛け算は結構使えます。

 

例えば海外に行かれた時には円との換算に使えます

 

 

ガソリンを入れる時などにも使えます。

例えば、1リッター134円だった場合。

もし、30リッターガソリンを入れたらいくらになるか?

 

①外周の13.4を内周の10に合わせます。

 

②内周の30を見ます。その外側の数字が値段になります。

 

 

 

 

これら以外にも色々と機能はあるのですが

 

個人的に好きな機能

小学校の算数で勉強した『速さ・時間・距離』の計算が簡単にできるところ。

『は・じ・き(やさ・かん・ょり)』

『み・は・じ(ちのり・やさ・かん)』

 

このような方法で覚えた方がほとんどなはず。

 

この計算が簡単にできちゃうんですね。

 

例えば時速120km/mで距離が80km先の場所まで行こうとした時、所要時間はどれくらいかかるか?

と言った問題の場合。

 

➀外周の120(この場合は12を120と換算)を内周の▲印『MPH』に合わせる。

 

②外周の80を確認する。

 

③外周80の内側に40がある。つまり答えは所要時間40分を要する。

 

 

今のは速さと距離から時間を割り出しました。算数の公式で言えば

距離÷速さ=時間

というやつです。

 

 

 

では、80km離れた場所まで50分で到着すればよい場合、速さはどれくらいで進めばよいでしょうか?

 

➀外周の80(km)と内周の50(分)を合わせます。

 

②内周の▲印『MPH』を見ます。外側が96となります。答えは96km/hとなります。

 

 

以上ですが、理解できました?

説明が下手くそですみません、、、、

しかも、文字で説明しても面倒な感じしますよね?

実際に対面して説明させてもらうと、凄く簡単に計算ができるのがわかってもらえるんですけどね。。。。

ご興味のある方は是非、ショップにてお尋ねください。

 

 

使い方を覚えるとより一層愛着が湧くと思います!!

 

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