スイスの老舗ブランド「オメガ」の歴史 vol.1
こんにちは♪
スリーク新潟の三浦です^^
数多くの機械式時計ブランドが
普及してきた現代。
”スイスの時計”と聞いて
やはりこの名前を知らない方は
いないでしょう。
本日は、そんな機械式時計の名門
『オメガ』についてお届けいたします♪
オメガは、今や
機械式時計ブランドとして
世界でここまで有名になっていますが
その始まりは、今からおよそ
170年前にも溯ります。
日本では、その当時は”嘉永(かえい)”という元号でした。
今はいうまでもなく、平成ですね!
ちなみに、日本では1848年は”江戸時代”です!!
江戸時代から続くブランドと
改めてきくと、すごいですよね!
そんなオメガの創業は1848年。
スイス時産産業の中心地として
名高いジュラ山脈の
ラ・ショード・フォンに
時計師ルイ・ブランが
創設した工房からはじまります。
この方が、オメガの創業者、
ルイ・ブランです。
ラ・ショード・フォンは
このような所です。
素敵な町並みですよね♪
スイスには、多くの機械式時計ブランドが
製造工場を構えています。
−なぜ、スイス??
宗教的な理由もあるようですが、
精密な機械式時計を製造するのに
気温や風土が大きく精度に
関わってくるため、スイスの気候が
時計作りに適している、という理由がひとつあります。
そんなスイスに工場を
創設したことから始まった
オメガの長い歴史。
その後、工場を別の場所
(=スイス・ビエンヌ)へと
移し、スイス最大手とよばれる
時計メーカーへと歴史を刻んでゆきます。
ちょっと前置きが長くなりましたが、
ここからオメガのブランドに
フォーカスをあて
そのすごい歴史に迫ってまいります!
まず、そもそもな所から。
(これは、当たり前になりすぎて
特に疑問を持たないという方も
多いのではないでしょうか)
そう、”オメガ”という名前。
OMEGA
=ギリシャ語で、”究極”。
なんだかゾクゾクしますよね。
なぜ、その”究極”が
ブランドネームになったのか、、、
それは、1894年に
オメガが初めて開発した
キャリバー(ムーヴメント)が
関係しているのです。
その伝説的ムーヴメントともいわれた
キャリバーは、”19リーニュキャリバー”と呼ばれました。
この19リーニュとはなにかというと、
機械の大きさを表しています。
(1リーニュ=2.23mm程)
この19キャリバー、
何がすごかったのかというと
『リュウズを使って、時刻合わせや
ゼンマイの巻き上げを行うことができる」
という事でした。
今では、当たり前のように行っている操作は、
実はオメガが初めて開発した
キャリバーから始まっているのです!
当時、革新的なキャリバーとなり
科学技術における大躍進と
なりました。
その素晴らしいムーヴメントは、
ギリシャ語で”究極”を意味する
『OMEGA(オメガ)』と
名付けられました。
その後、1903年に
当時のLouis Brandt & Frèreという社名から
OMEGAへと社名を変更したのが
今の”オメガ”というブランドの
始まりだったのです。
達成、完成、完璧、そして優秀を意味する
オメガは、スイス最大手の時計メーカーに
ふさわしいブランドネームと
なりました。
SHARE: