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Ω【OMEGA】~究極の時計を求めて~Vol.3

2020.09.01

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OMEGA ~究極の時計を求めて~

究極の時計とは?

個人的な視点で勝手に考える短期連載ブログ。

前回の続きからどうぞご覧ください。。。

前回はコチラ⇒⇒⇒http://www.threec.jp/magazine/3434

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スピードマスターでは防水性が心もとないんじゃないか?

 

シーマスターは裏スケは実用性を求めたら全くもって不要じゃないか?

 

 

そんなふうに考えて

 

次に候補に挙がってきたのがコレ。

 

 

レイルマスター

REF:220.10.40.20.06.001

40㎜

150M防水

560,000円+税

まさかのレイルマスター。

オメガで実用時計と言ったらシーマスターかスピードマスターでしょ、と自分でも思っていたのに

考えていたら出てきたレイルマスターです。

裏蓋もしっかりあって、

シーホース君もいます。

レイルマスターの出自は元がイギリス空軍に供給していた耐磁性のあるパイロットウオッチだったんです。

その耐磁性を活かして一般向けてに作られたのがレイルマスターでした。

なので、もちろん現行のレイルマスターも先のシーマスターと同じ15,000ガウスの耐磁性がありますし、コーアクシャルだし、

密かに個人的な嗜好で好みなのが日付なしなところも良いんです!

 

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実用POINT

①15,000ガウスの耐磁性能・・・シーマスターで語った通りなのですが15,000ガウスの耐磁性があったらどんな環境にだって行けちゃいます。しかもオメガの耐磁性の歴史を紐解いたら王道の耐磁時計はレイルマスターです。そこが良いんです。

 

②三針・・・シーマスターの時とこちらも一緒なのですが、三針でしかも見やすいスッキリしたデザインです。

視認性の高さも抜群です。

 

③コーアクシャル・・・これもシーマスターの項で言ったのと一緒です。8~10年オーバーホールをしなくていいのは非常に魅力ですし、テンプはフリースプラング。衝撃に強くなっています。

 

④日付なし・・・これはスピードマスターで語った通りで余計な機能はない方がいいから。

 

⑤回転ベゼルじゃない・・・シーマスターと比較した時に回転ベゼルがあると時間計測が出来るという実用性がある一方で、ベゼルが無い方がよりシンプルな構造で無駄がなく実用的とも言えるのではないか?とも思うのです。

また、防水性能に関しては150Mあります。シーマスターの300M防水には及びませんが、一般的な生活において150M防水あればまず間違いなく大丈夫です。着けたまま泳いでもOK。スキューバーダイビングしなければ良いんです。

 

しかし、

 

しかしですよ、防水性に拘らないとなるとスピードマスターがやっぱり最強じゃないのか?

 

という思いも出てくるのです、、、、

 

そして私の脳内では最強の実用時計を巡ってスピードマスター、シーマスター、レイルマスターが堂々巡りをするのです、、、

 

風防・・・サファイアガラスは傷が付かないし良いけど、プラスチックの方が割れないし、、、、でも日常使いならサファイアの方が良いような気がするし・・・・

 

裏蓋・・・スケルトンじゃない方が実用的なのは間違いないけど、そもそもそこまで拘る必要があるのか?

 

防水性・・・高い方が実用的だけど、そもそもが50M防水あれば日常使いにおいては充分じゃないか?とか

 

ムーブメント・・・自社ムーブメントのコーアクシャル搭載機は耐磁性やメンテナンスの期間など実用性と利便性は高いし、良いのは分かるけど、スーピードマスターのレマニアムーブメントは伝統的な機械だし、歴史あるからこそオメガじゃなくても技術者なら修理ができるという部分では魅力もあるし、、、、

 

まだまだ他にも色々とあって、、、、

 

結論が出ないのです。。。。

 

不思議なもので、プラスポイントも視点を変えるとマイナスポイントになったりするんですよね。。。

 

 

結局どの時計が一番の実用時計なのか?

 

究極の時計は・・・・

 

たぶん、それは個々に探し当てるものなのかもしれません。。。。。

 

 

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