G-SHOCKのNEWスタンダードGA-B2100

2022.11.12

G-SHOCKより、Bluetooth、タフソーラー機能が搭載されたモデルGA-B2100。フルメタルもかなりの人気が出ているこちらのシリーズ。今回はそもそも2100シリーズって何？というところから、GA-2100とGA-B2100の細かな違い、GA-B2100を使ったスタイリングまでご紹介していきます。

2100シリーズとは

2019年に発売を開始した八角形のオクタゴンベゼルの人気の立役者。 1983年に「壊れない時計をつくる」という強い信念から生まれたG-SHOCKの初代モデル〈DW-5000C〉と、1989年に耐衝撃をアナログスタイルで実現した、初のアナログモデルである〈AW-500〉、このG-SHOCKの原点である2大モデルの八角形フォルムのデザインコンセプトとDNAを継承。そこに、これまでG-SHOCKが培ってきた最新のテクノロジーを取り入れ、現代のライフスタイルと調和するようデザインされた、G-SHOCKのニュースタンダードとなるシリーズです。

2100シリーズのコンセプトは『スリム & コンパクト』。DW-5000CとAW-500の2つのエッセンスを取り入れるとなると、どうしてもサイズが大きくなっても仕方ないと思いますが、G-SHOCKの先進技術が実現させた薄型モジュールやカーボンコアガード構造などにより、かなりコンパクトに収まっています。そしてコンセプト通りスリムなデザインに仕上がっているので男性の腕にはもちろん、女性にも合わせやすいボリューム感になっています。

また、文字盤への拘りも強く感じます。２枚構成で作られ、液晶やインダイアル部の立体感を作り、ベース面とインダイアル部には異なった表面処理を。インデックスも立体感のあるデザインになってます。薄いボディにこれだけ立体感を感じることができるのは、その細かな色使いやディテールのデザインの作り込みによるものでしょう。

そして、冒頭にも記述したようにGA-B2100とは、GA-2100をベースにタフソーラーとBluetoothのリンク機能を搭載したモデルとなっております。

カラーには、「BACK TO THE ORIGIN」をコンセプトに歴代G-SHOCKの“ファーストカラー”を採用。文字版は、初代DW-5600Cの配色を取り入れていることもあり、往年のG-SHOCKファンにはたまらないカラー展開となっています。

GA-2100とGA-B2100の違い

GA-2100にタフソーラーとBluetoothのリンク機能を搭載したのがGA-B2100ですが、実はGA-2100と比較してもサイズはほぼ変わっていません。なんと、縦横のサイズは同じで、厚みが0.1mm増えているだけでなのです。そして重さもGA-2100が51g。GA-B2100が52gと、たった1gしか増えていません。2つの大きな機能が追加したというのに、ここまでサイズ・重量を変えずに作れる技術力は流石としか言いようがありません。

また、タフソーラーとBluetooth機能が加わったことにより、文字盤の表示も異なっています。大きく違うのは文字盤左側のインダイアル部。GA-2100の方では曜日を示していますが、GA-B2100の方では時計のモード状態やスマートフォンとの接続状況、バッテリー残量なんかも確認することが可能です。

時計の時刻やアラーム等の設定も、GA-2100ではボタンを操作して設定しますが、スマートフォンとリンクできることでGA-B2100では簡単に行えるようになっています。

GA-B2100の性能

タフソーラーを備えたことで、電池の持ち時間が格段に長くなっています。フル充電時からソーラー発電をしていない状態での駆動時間はなんと約7ヵ月。パワーセービング状態だと約18ヵ月もの時間駆動し続けるそうです。タフソーラーを搭載していないGA-2100の駆動時間は約3年なので、半年に1回フル充電した場合GA-B2100は一体どのくらいの年数使い続けることができるのでしょうか。「タフソーラー」という言葉の通り、衝撃だけでなく駆動時間に対してもタフな時計と言えます。