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最高峰のデジタル時計MRG-B5000「極」

2022.11.15

妥協のないこだわりを込めたMR-Gのラインナップの中に待望の初代G-SHOCKのDNAを受け継いだデザインのMRG-B5000が2022年、発売となりました。時計業界の中でも最高峰のデジタル時計と評されているMRG-B5000。そのこだわりと魅力に迫ります。

 

 

MR-Gとは

 

落としても壊れない時計の代名詞G-SHOCK。そんなG-SHOCKのDNAを色濃く継承し、耐衝撃構造をメタル素材で実現したG-SHOCKブランドの最高峰こそがMR-G。素材や仕上げ、耐摩耗性、防水性にこだわり抜いた、まさしくG-SHOCKの頂点とも言えます。そんなG-SHOCKの頂点MR-Gの誕生にはヒストリーがあります。

G-SHOCKは初代モデル「DW-5000C」を1983年に発売。「中空構造ケース」により落としても壊れない丈夫な時計として、当時の若者を中心に人気を獲得しました。

1983年発売

初代G-SHOCK「DW-5000C」

 

そんな若者たちへの思いとして「いつまでもG-SHOCKファンでいてほしい」「大人になってもG-SHOCKをつけて欲しい」開発者伊部氏のそんな思いから1994年に新たなG-SHOCKの開発が始まりました。そして1996年に初代MR-Gを発売します。

1996年発売

初代MR-G「MRG-100」

 

M:Majesty(風格のある)

R:Reality(本物の)

G:G-SHOCK

 

G-SHOCKのタフさ、大人にふさわしい美しさを兼ね備えたG-SHOCKの最高峰がMR-Gです。MR-Gは現在、山形カシオのハイエンド専用ラインで、最高位のマイスターランクの技術者でしか携わることが出来ません。つまり生産数が少ないので、販売店も限定されています。

 

そして2022年にMR-GからG-SHOCK伝統のスクエアデザインが満を辞して、最高のクオリティで発表されます。

 

デザインへのこだわり

 

 

文字板にはG-SHOCK初号機のアイコン、レッドラインとレンガパターンをデザイン。MR-Gのロゴも誇らしげ。初号機である5000系はG-SHOCKの発売から不動の人気を誇るデザインなので世代や流行に流されないモデルデザインとも言えます。

 

素材へのこだわり

 

 

各パーツには純チタンを使わず、特別な高硬度合金を採用。

 

トップベゼルにはコバリオン(チタンの4倍の硬さ)

美しい鏡面で、プラチナのような輝きが特徴です。

 

ケース、裏蓋には64チタン(チタンの2倍の硬さ)

堅牢性に優れています。

 

バンドにはDAT55G(チタンの3倍の硬さ)

DAT55Gは日本開発の硬度合金で、美しさと強さを併せ持っています。

 

 

MRG-B5000B(ブラック)のケース、バンドにはブラックDLC処理を施し耐摩耗性を強化。ボタンと裏蓋にはゴールドIPで高級感を与えます。MRG-B5000D(シルバー)にはチタンカーバイト処理を施し、美しさを際立たせています。

 

構造・仕上げのこだわり

 

MRG-B5000のみに搭載されている新衝撃構造のマルチガードストラクチャー。その構造は多パーツ化したベゼルに、4ヶ所のT字バーを板バネで押し上げることで、バンパーの機能を持たせ、サスペンションパーツやシリコン緩衝体を組み込むことでショックアブソーバーとして機能することで衝撃を緩和しています。車やバイクがイメージしやすく、衝撃を緩和してくれる作りといったところでしょうか。

 

また、通常1個のベゼルをあえて25個に分割することで研磨の難しいパーツ細部への研磨を可能にしました。熟練職人が手作業で磨き上げる研磨技術の最高峰ザラツ研磨など様々な研磨技術で質感を高めています。フルメタルGMW-B5000と比較すると、細かな溝や凹みへの仕上げの美しさが際立ちます。

 

左:MRG-B5000(シルバー)

右:GMW-B5000(シルバー)

 

さらにMRG-B5000の重さは114gしかなく、GMW-B5000の3分の2の重さ。ちなみに卵1個が約50gなので、卵2個分の重さを想像するとイメージしやすいです。

 

左:MRG-B5000(シルバー) 114g

右:GMW-B5000(シルバー) 167g

 

もちろん使い勝手も抜群で、タフソーラーに電波時計と基本的な性能は抑えつつ、Bluetoothによるスマートフォンとの時刻調整や、時計ステータス表⽰に加えセルフチェック機能を搭載しています。スマートフォン連携にはカシオの「CASIO WATCHS」をダウンロードして使用します。余談ですが、このアプリでは、過去のモデルを検索できるサービスがあり、G-SHOCKファンは非常に楽しめるアプリになっています。あの頃このモデル欲しかったな、このモデル思い入れがあったな、といった感傷に浸れます。

 

 

着用レビュー

 

MRG-B5000Dはギラギラしすぎず、程よい光沢で、トップベゼルのコバリオンの鏡面も美しく腕を動かすたびに上品に輝きます。あらゆるシーンで使える万能なスタンダードなカラーだからこそ素材の良さや質感が際立ちます。コンパクトなサイズは言わずもがな、着けていることを忘れるぐらい快適です。

 

 

初期モデル「DW-5000C」のカラーを再現したブラックのMRG-B5000Bは文字板のレッドが映え、ボタンのゴールドがさりげなく入ることで高級感がグッと増します。まさに大人の男性に似合う時計。G-SHOCKでは反転液晶のモデルも多い中、どちらのカラーも液晶は通常液晶を採用していることで見やすいのも嬉しいところ。

 

 

カシオの技術力と日本の素材加工技術を詰め込んだ最高峰デジタルのMRG-B5000。G-SHOCKファンの所有欲を満たすだけでなく、時計好きを唸らせる満足感の高いモデルとなっています。そして2023年に40周年を迎えるG-SHOCKとMR-Gの今後の進化も楽しみです。

 

 

MRG-B5000D-1JR

¥418,000(税込)

 

MRG-B5000B-1JR

¥484,000(税込)

 

MRG-B5000AB-1JR

¥484,000(税込)

 

サイズ:(縦×横×厚さ)49.4 × 43.2 × 12.9 mm

 

※在庫状況は各店舗により異なります。

詳細はお問い合わせいただきますようお願いいたします。

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