オーバーホールとは?
こんにちは。
スリークの飯田です。
大切な時計を永く愛用していくには機械式時計でもクォーツでも必ず必要になってくるのがメンテナンスです。
さて、そんな今回は時計のメンテナンスについてお話しをしたいと思います。
お持ちの時計を永く愛用していこうと考えるならば定期的なメンテナンスは不可欠です。
いわゆる、オーバーホールというやつです。
オーバーホールとは簡単に言うと時計を全て分解し、洗浄し、機械油を注油しながら再度組み立てる作業です。
オーバーホールは通常3~5年に一度のペースで行うことが推奨されています。
ただし、ムーブメントによっては5~6年に一度や7~8年に一度でよいとされている物もあります。
お預かりする期間はたいていどこのブランドでもだいたい1ヶ月~1ヶ月半です。
料金はブランドでも、モデルでも違いますので、詳しくは店舗にて確認をされた方が良いです。
何となくの基準ですが3針の機械式時計だと5万円前後、クロノグラフだと7万円前後が多いのではないでしょうか。
ブランドによっては国内正規店でご購入のものに関しては料金が安くなるものもあります。
オーバーホールの料金を見て『高い!』という方も多いですが、オーバーホールの作業内容を見ていただくとご理解いただけるのではないでしょうか。
自動車の車検は10万しても納得するのに、時計のオーバーホールを高いと思うのはおそらく時計自体が小さいからなんでしょうね・・・
ではオーバーホールとはどのようなことを行うのか?
コチラの動画を見ていただくとわかります。
http://www.studiobreitling.com/movie/
↑アドレスを開くと、上のページが出ると思います。赤く囲った部分を再生してください。
大切な時計だからこそ、
適切なメンテナンスを行ってほしいものです。
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ちなみに、修理業者でブランド関係なくオーバーホールを請け負っているところもございます。
そのようなところでのオーバーホールの場合、
価格はメーカーでの料金よりも安く設定されている場合がほとんどです。
しかし、内部のパーツ交換が必要な場合、純正のものが使われないこともあります。
そうすると、その後はメーカーとしては改造品とみなして修理を受け付けないところもあります。
メーカーが修理を受け付けてくれる以上は、メーカーでの正規のアフターサービスをおススメします。
何かあった時も安心できます。
ただ、アンティークなどの古いモデルでメーカー側も交換部品などが残っていないと、アフターサービスを受け付けることができないという場合もあります。
そのような場合、純正部品に拘らず、とにかく動くようにしたいんだ!というようでしたら修理専門業者に出したら良いと思います。
ただ、どんな場合であれ、メンテナンス料金というのは殆どが『技術料』になります。
その技術に対しての価格になります。
あまりに安すぎる料金はそれなりの内容の場合もあります。
大切な愛用の時計だからこそ、ちゃんと自分の信頼のおける業者に出したいものです。
個人的に思うのは自分の時計の主治医ができると物凄く安心感ができると思います。
そんな技術者と出会えたら時計ライフもグッと楽しく豊かなものになると思います。
愛用の時計、大切にしましょうね!
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