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PANERAI サンドイッチ文字盤の謎??

こんにちは。

最近は寒い日もありますが、ようやく春らしい天気が多くなってきましたね。

古町6 スリーク新潟 飯田です。

そんな本日は時計の紹介というか、ちょっとしたネタをご紹介。

時計がお好きな方は知っているかもしれませんがパネライの時計ってアラビア数字が特徴的ですよね。

 

 

12,3,6,9の配列のアラビア数字がインパクトがあり、印象に残るパネライ。

しかも6と9の線がくっついていません。

しかし、モデルによっては↑このように線がつながっているものもあります。

お客様によってはこの数字の形に拘りをもつ方も多くて、線がくっついていない方が好きだ!とか

線がくっついていないと中途半端な気がして嫌だ!とか

様々な方がいます。

さて、なぜ線がくっついていないタイプのモノはそのようなデザインになっているのでしょうか?

これにはちゃんと訳があるのです。

 

↑この文字盤は現行モデルのものですが、イタリア海軍に供給されていた時もこのように二重の文字盤構造をパネライは採用していました。

下板に夜光塗料は塗り、数字をくり貫いた上板を重ねあわせるといったものです。

こうすることによって夜光塗料を何度でも塗りなおせるように考えられたのです。

で、この二重文字盤、通称『サンドイッチ文字盤』にするには数字の線をくっつけるわけにはいかないわけなのです。

わかります?

数字の線をくっつけちゃうと真ん中の丸くなった部分が抜け落ちちゃうのです。

はい。

実に単純な理由なのですが、その物理的な理由で数字の線がくっつかなかったパネライの6と9。

しかし、今やその字体がパネライらしさになっており、ファンの心を掴んでいるデザインにもなっているのです。

不思議なものです。

さて、そんなパネライの文字盤の中でも

このPAM00233はかっこいいです!

パネライの自社ムーブメントの中でも一番ハイクラスのものがP2000系。

そP2000系の一番代表的なモデルがこちら。

機械の凄さはまた今度にしておいて、デザインやディテールが良いのです。

手巻きなので程よい厚さになっており、ドーム型のサファイアガラスも雰囲気があっていいです。

また、アラビア数字の字の大きさも他モデルと比較しても若干大きめになっているのも良いのです。

なんのこっちゃ?って思った方は説明下手ですみません、、、

それでも何となくカッコいいな、とか

何となく気になるな、とか思った方は是非店頭にて質問してください。

実物をご覧いただきながらご説明させていただきます!

 

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