スリークはウブロ、カルティエ、タグホイヤー、ブライトリング、パネライ、オメガ、グランドセイコーをはじめとした高級時計やメガネなどの正規販売店です。

ブランド別おすすめ時計

こんにちは。

最近、眠いと目の周りが青白くなっている古町6スリーク新潟の飯田です。

目の周りが青白くなるとデビルマンのようで、非常に困ります・・・・

 

さて、今日は先日書いた『腕時計の選び方』に続いて

じゃあ、飯田がおススメするモデルはどれなんだよ~!と言われないように、ご紹介しておきますね^^;

当店で扱っているブランドで、各ブランド1モデルずつご紹介します。

(超☆個人的な意見なので、違う意見の方もいらっしゃると思いますがご了承ください)

 

BREITLING

 

ナビタイマー01

ブライトリングを代表するモデルであり、1952年から60年間変わらないスタイルはパイロットが必要とするあらゆる機能を追求した結果、生まれた完成された機能美のモデル。

すべてのデザインに意味があり、無駄のないデザインの時計です。

個性的なデザインですが、逆に言えば他ではあり得ないもっともブライトリングらしいデザインの時計です。

 

PANERAI

ルミノール ベース ロゴ(PAM00000)

いやぁ~パネライはどれを選ぶか非常に難しいというのが正直なところ。

他にも

こちらのPAM00372と

こちらのPAM00312も非常に捨てがたいところ。

PAM00372は1950年代の初期の頃のディテールを忠実に復刻したモデル。

47mmというケースサイズ、しかもムーブメントは自社製の3日間パワーリザーブのある手巻き式。

PAM00312は自社製ムーブメントを搭載。自動巻きで3日間のパワーリザーブと日付表示もあり、

最初に購入するならこれくらいの機能があった方が便利だと思います。

 

それなのに、なぜPAM00000を選んだかと言いますと、PAM00372はどちらかと言うと観賞用の時計かな?と思いました。個人的には非常に魅力的な時計で欲しいですし、パネライファンの多くはこのモデルが欲しいはずです。またPAM00312は実用性としたら一番使い勝手の良いモデルかもしれません。

しかし、今回はパネライの時計=軍用時計の歴史

と、いうところで考えてPAM00000を選びました。もともとはイタリア海軍の特殊部隊の為に作られていた時計がパネライ。軍用時計というのは高級時計とは違い、実用性があり、コストがかかっていないことも重要だったはず。現行のパネライの多くのモデルが裏蓋がスケルトンになっているのに対してPAM00000は裏スケではありません。実用性から見たら裏蓋がガラスになっていることに意味はないですし、むしろ割れる危険性も考えたら軍用時計としたら裏蓋はガラスじゃない方がいいはず。しかもPAM00000は手巻きで日付表示も秒針もなく、時計としては究極に簡素化された機械を搭載。故障などの危険性を考えたら機械はシンプルに越したことはないはず。そこらへんが軍用時計らしいです。

そのような理由から今回はPAM00000を選びました。

 

TAGHeuer

モナコ

あれ?カレラじゃないの?と思った方もいますでしょうか。カレラは現在のTAGの一番の代表モデルであることは間違いないのですが、オリジナルのデザインにより忠実に現代へと継承されているのがこのモナコ。しかもマックイーンモデルと呼ばれるこの青文字盤が鉄板です。

カレラは誕生が1964年。モナコは1969年とカレラの方が歴史は古いのですがその頃のディテールと現行カレラのディテールはだいぶ変わりましたし、何よりそのブランドらしい個性的なデザインはモナコの方だと思いまして選びました。

現行カレラはデザイン的にスタイル関係なく着けやすく、万人受けするデザインでカッコいいとは思うんですけどね。。。ちなみに現行カレラなら『カレラ1887』の白文字盤がおススメです!

 

 

OMEGA

スピードマスター プロフェッショナル

オメガならもうコレしかないでしょ。数あるスピードマスターのモデルの中でも唯一NASAが使用している手巻きのこのモデル。1962年にNASAの宇宙飛行士に装備品として採用されてから基本的なディテールは変わることなく今日に受け継がれているモデルであり、今日もなおNASAの公式時計として採用されているモデル。

NASAが宇宙飛行士の装備品として多くのブランドの時計を11項目に渡る耐久テスト行い、最後まで唯一動いていたモデルです。

こちらも、また実用時計としてクロノグラフの時計としては耐久性を重視して簡素化されたモデルです。風防はヘザライトガラスと言われる、要は強化プラスチック。なぜ現代一般的になっているサファイアガラスを使用しないかというと、宇宙空間ではサファイアガラスは割れてしまう為。サファイアと比較するとプラスチックは表面に細かい傷が付きやすいですが、割れにくいです。また無重力状態でサファイアが割れてしまうと細かく飛散してしまい危険である為です。

スピードマスターは語ると凄く語れる時計です。この時計がなぜ、このような仕様なのか、そしてなぜNASAが採用しているのか・・・

気になる方はぜひ店頭で語らせてください(笑)

 

IWC

ポルトギーゼ クロノグラフ

いやぁ~IWCも難しい・・・・

パイロットウオッチのマーク17と迷いました。

1936年のマーク9から続くIWCの顔のひとつですからね。

あと、ポルトギーゼにしたって、本来のポルトギーゼらしいポルトギーゼって

こちらの手巻きのモデルだと思うんですよ。

ポルトギーゼは1930年代にポルトガルの商人の為にマリンクロノメーター級の精度の高い腕時計を要求されて作られました。IWCは精度を出すために懐中時計に使われていた大型のムーブメントを使用して腕時計を製作。それがポルトギーゼの始まりです。

この写真の手巻きモデルは創業者のF.A.ジョーンズが作ったジョーンズキャリバーと呼ばれる懐中時計用のムーブメントを使用しており、オリジナルのポルトギーゼに近いモデルです。

それなのに、なぜクロノグラフの方を選んだか・・・というと

単純に長年自分が好きなモデルだからです(笑)

ケースに対してガラスの大きさや、クロノグラフ針の細さなど、あらゆるパーツのバランスが非常に良いモデルです。個人的に初めて良いなって思ってから10年たっても未だその魅力は衰えません。すごくカッコいいのです。

 

ZENITH

エルプリメロ

ゼニスの時計ならば、ゼニスが誇る自動巻きクロノグラフムーブメント【エルプリメロ】搭載モデルならお好きなモデルでいいと思います。個人的にはゼニスの【エルプリメロ】を所有していることで価値はある、そんな機械なのです。

ちなみに、あえてモデルを挙げろと言われたら・・・

キャプテン・エルプリメロ

現在のゼニスを代表するアイコン的モデルと言えばクロノマスターオープンだと思います。

↑クロノマスターオープン

なぜ、私がクロノマスターオープンを選ばなかったかと言いますと

エルプリメロの誕生が1969年。世界初の専用設計の自動巻きクロノグラフムーブメントとして登場。36000振動/時のハイビートは現在もなお世界最高峰との呼び名が高い機械です。

実際に現在も量産されているクロノグラフムーブメントでパワーリザーブも確保しながら36000振動以上の機械はエルプリメロしかありません。

その1969年当時のエルプリメロは元々は30分積算計、12時間積算計、日付ディスクを兼ね備えたモデルでした。

その点を考えるとクロノマスターオープンは12時間積算計をカットし、パワーリザーブインジケーターを配し、日付表示もなくしています。

一方キャプテンエルプリメロは1969年当時のエルプリメロ初期のものと同じ機能になっているところに魅力を感じます。

また、デザイン的にも時代や流行に左右されない普遍的なシンプルクロノグラフとして申し分ないと思います。そのような点からこちらのモデルを挙げさせていただきました。

しかしながら、新生ゼニスのアイコン的なクロノマスターオープンにはそれを超える魅力を感じる人もいると思います。

なので。。。ゼニスはエルプリメロ搭載機ならどれでもおススメ。というのが正直なところです。

個人的には今年発表のあったパイロットウオッチなんかもクラシカルで非常に好きな1本です。

 

 

 

と、ここまで独断と偏見で書いてきましたが、いかがでしょうか?

時計がお好きな方なら、また別な意見もあると思います。

まぁ、それが時計の面白いところで、

時計好きな方との時計談義は話しが尽きることがございません。

 

続きはまた後日書きたいと思います!!

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