4月28日(火) ホールマークの自由研究
今日は久しぶりに自由研究です。
テーマは「ホールマーク」!!!!!
ホールマーク…(´_ゝ`)?
あえて言いますと。。私はホールマークって何のことか最初わかりませんでした。。
で、ホールマークとは何なのかと言いますと、
簡単に言うと
ジュエリーをはじめとする貴金属製品に刻印される
貴金属の種類、貴金属の純度、産地(検査を受けた場所)、年代、製造メーカーなどを示す
小さなマークのことを指します。
日本のものはこんな感じです。
国旗マークがホールマークで、隣にある数字は貴金属の品位(純度)を表しています。
ヨーロッパでは金の品位を千分率で表すことが多いそうなので
<750>というのは金の純度が1000分の750。つまり18金ということになります。
ちなみに日本の場合は造幣局が検定した貴金属にはこのホールマークが付きますが
絶対にこのマークを付けないとダメという決まりはないようです(^。^)
細かい説明は後々…
まず、このホールマークの由来についてですが、
14世紀頃、英国の貴金属細工業者(Gold Smith)の組合が、
ロンドンに会館(Gold Smith’s Hall)を建て、
組合に加入している業者の製造した貴金属製品を検査、
これに合格したものに証明印を打って販売することにより製品の信用を保持した、
つまり、ホールでマークを打ったことが語源となっております。
なお、諸外国では、この制度は任意であったり強制であったり、
また造幣局をはじめ国の機関が行ったり、指定を受けた業者が行ったりと様々であります。
…ということだそうです!
ホールって何だろうと思ったら、会館のホールだったんですね(笑)
そしてコチラがイギリスのホールマークです。
イギリスの場合は、ホールマークを管理するASSAY OFFICE(試金鑑定所)
という公的機関があります。
なんとその歴史は1300年代から続いているそうです…!さすが元祖ですね。
ロンドン、バーミンガム、シェフィールド、エディンバラの4か所にあり、
鑑定した場所によって刻印が異なります。
ロンドンはヒョウの顔になっていますね(`・ω・´)
イギリスがホールマークの元祖ということですが、
19世紀の間にヨーロッパで広く使用されるようになったそうです。
なので他の国にもそれぞれホールマークがあるんですよ~
例えば時計でお馴染みのスイスですが
スイスにホールマークが導入されたのは1881年。
スイス国内で製造された時計のうち、ゴールド、シルバー、パラジウム、プラチナのケースのものに
刻印することが義務づけられているようです。
現在のスイスのホールマークは犬のセントバーナードのマークになっています。
可愛いですね(∩´∀`)∩♥
しかしこれ肉眼ではセントバーナードかどうかわからないくらい小さいんです…
セントバーナードの首に「G」とありますが、これはジュネーブの頭文字Gなんです。
スイス国内にはいくつか検査する場所があり、
ジュネーブならG、チューリッヒならZ、というように場所ごとに刻印が異なります。
そして年代によってもホールマークが異なっているようで。。
スイスの場合はセントバーナードになる前、1995年以前の金のホールマークは女性の横顔でした。
年代や国ごとに異なるので、たとえばアンティークウォッチやアンティークジュエリーを見る際に
本物かどうか見分けるための1つの手がかりになりますね。
まぁ…アンティーク製品は特に全部の製品にホールマークが付いているわけではなさそうなので
プロじゃないと見分けるのは難しそうですけどね…!
私はもうさっぱりわかりません!(笑)
ちなみにこの女性は「ヘルヴェティア」といってスイスを象徴する女性に擬えられるそうです。
スイスフラン硬貨にもヘルベティアさんが描かれています。
セントバーナードもそうですが、
ホールマークはその国を象徴するものが使われているので面白いですね♪
調べてみたらかなり奥の深そうな世界でした。。
このテーマで卒論書けそうですね(笑)
というわけで、今回の自由研究ではホールマークをざっくり調べてみました!
なかなか面白いのでいつかもうちょっと深く調べてみようかと思いますw
それでは、お付き合いいただきありがとうございました(/・ω・)/
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