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Ω【OMEGA】~究極の時計を求めて~Vol.2

2020.09.01

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OMEGA ~究極の時計を求めて~

究極の時計とは?

個人的な視点で勝手に考える短期連載ブログ。

前回の続きからどうぞご覧ください。。。

前回はコチラ⇒⇒⇒http://www.threec.jp/magazine/3420

 

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前回は究極の実用時計には防水性は不可欠ではないか?

その点においてスピードマスターは不安要素があるのではないか?

 

と、いう悶々とした気持ちになったところで終わりました。。

 

で、

 

そこで考えて候補に挙がってくるのがコレ。

 

シーマスター ダイバー300

REF:210.30.42.20.03.001

42mm
300M防水
560,000円+税
 
昨年2018年にモデルチェンジしたこの時計、
 
歴代のジェームズ・ボンドも着用しているシリーズであり、映画の正解ではありますが 何よりもそれが実用時計の証!
 
そして何よりも実用時計として究極とも言えるスペックが耐磁性。15,000ガウスに耐える驚異の耐磁性能なんです。
 
 
 

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実用POINT

 

①15,000ガウスの耐磁性能・・・JIS規格などの工業規格で決められている耐磁性は1種で4,800A/m(アンペア毎メートル)に耐えられる物、2種(強化耐磁時計)で16,000A/mに耐えられるものを言います。

 

磁気というのは目に見えないですが現代社会において磁気が発生するものを多々あります。

そして、時計が磁気帯をしてしまうと時間の精度に狂いが生じてきます。

タブレットなんか密着させちゃうと32,000A/mです!!

 

強化耐磁時計でも16,000A/mなので、全然太刀打ちできないのです。。。。

 

ただ、磁気は距離の2乗に反比例するので5㎝離したら大丈夫ではあるんですけど、とは言っても不安になりますよね。

 

 

で、オメガの15,000ガウスがどれくらいかと言いますと

 

15,000ガウス1,200,000A/mなんです!

 

今まで時計業界において80,000A/mという耐磁性能が量産されている時計の中ではトップクラスでした。

IWCやロレックス、SINNなどが作ってました。

軟鉄のインナーケースによって時計のムーブメントを保護していたのですが、オメガは磁気を帯びてはいけない部品を

非磁性の素材に置き換えることによって15,000ガウスという耐磁性を獲得したのです。

 

非公式では70,000ガウスでも耐えれたというからもはや現代の日常生活において怖いものなし。

これこそが真の実用時計の1つと言える要因ではないでしょうか。

 

ちなみに実験でやらせてもらったことがあるのですが強力な磁石に普通の時計を近づけると針が止まります。

でもオメガの時計は平気な顔をして時を刻んでいました。

 

 

②防水性300M・・・スピードマスターの項でも書きましたが300M防水があればスキューバ―ダイビングもできます。

実際の自分達の生活を考えた時に高い防水性があればどんな場面で身に着けていても安心です。

 

 

③セラミック製文字盤・・・通常時計の文字盤は真鍮で作られます。しかし、このモデルはセラミックで作られています。高硬度のセラミックは傷が付かないという点だけではなく、経年劣化しないというところもポイントです。永年時計を使用していると紫外線の影響で文字盤が焼けて色あせたりしますが、この時計にはそれがありません。

 

④セラミック製ベゼル・・・時計を一番ぶつけやすいのがベゼル。そのベゼルがセラミックになっているので傷が付きません。セラミック製のベゼルは最近の時計のトレンドになっていますが、それだけ技術が進歩したということ。

スピードマスターのようにアルミのベゼルだと、傷が付くだけでなく色が剥げたり紫外線により変色などの劣化があります。

 

⑤三針・・・耐久性を考えたら部品数の多いクロノグラフより三針の方が良い。防水性の面でもクロノグラフのボタンが付いていると例え防水性が高くても水の侵入経路が多くなればそれだけリスクも高まる。パッキンの劣化もあったりするかも知れませんしね。

そのような点で三針は実用性が高い!

 

 

⑥コーアクシャル・・・オメガが特許を持っているコーアクシャル脱進機。通常3~4年に1度の定期的なオーバーホールを推奨される機械式時計において、コーアクシャル搭載のモデルはオイルの劣化が少なく8~10年周期で良いと言われています。

これは日常使いにおいてメンテナンス性を考えると非常に実用的なのです。

 

 

と、いう事で

 

最強の実用時計はシーマスター ダイバー300か?!!

 

などと思ってみても、

 

 

やはり、少し引っかかる部分もある、、、、、

 

 

 

それは裏スケ・・・・・・

 

実用性・・・というテーマに沿ったなら

 

裏がスケルトンになっているのには全く意味がありません。

 

サファイアとはいえ割れてしまう可能性もありますし、

 

ガラスがはめ込まれている部分のパッキン劣化などの防水不良が起きる可能性が出てきます。

 

観賞用としてなら良いんです。

 

ドレスウオッチ、フォーマルウオッチなら良いんです。

 

でも、実用時計というテーマにおいて裏スケは個人的には不要だと思うのです。。。

 

 

裏スケは不要ではないか?

 

と。。。。

 

 

 

と、熱くなってきたところで本日はここまで。

続きはまた明日。。。。

 

 

 

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