新☆アベンジャー見てきました!!
こんにちは。
スリークの飯田です。
先日、ブライトリングの新しいアベンジャーがついに発表になりましたね!!
ワタクシも発表イベントに参加してまいりました。
イベントの最後はカクテルパーティー。
エアレースパイロットの室屋さんを囲んで記念写真。
ブライトリング ジャパンの青木さん、平野さん、そしてなぜか同業者HF-AGEの金原さん(笑)
新型アベンジャーのケーキも。
切るのがもったいない!!と思う出来栄え。
参加者の皆さん写真とってインスタにUPしまくってましたね(笑)
そんなわけでして新しいアベンジャーの入荷も待ち遠しいですが、
本日は新旧のアベンジャーを比較していきたいと思います!
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新しいアベンジャーは6モデル、14品番に集約されました。
その中でも本日はクロノグラフのモデルにフォーカースしていきます。
今までアベンジャーのクロノグラフはスーパーアベンジャーとアベンジャーと2サイズに分かれていましたが
今回は3サイズです。
43㎜、45㎜、48㎜の展開
↑画像サイズを同じにしていますが左から43㎜、45㎜、48㎜です。
中に搭載されているムーブメントは同じなので、こうやって画像を同じサイズにするとインダイヤルの大きさに違いが出てきますね。
左が45㎜、中43㎜、右48㎜です。
個人的には43㎜か45㎜ですね、、、、着けたいのは。
左43㎜、右45㎜
写真だとそんなにサイズの違い感じないですよね。
実際に着けてみても個人的にはどちらのサイズ感もアリで、悩んじゃいます。。。。
でも、まぁ43㎜が日本人には着けやすいサイズ感なのかな。。。。。
と、いうことで43㎜の新旧比較!!
左が従来モデル、右が新型モデルです。
基本スペックは変更がなく、デザイン的な面でもパッと見た目はほぼ変わっていないように感じます。
しかし、画像だと分かりづらいですが一番大きな違いは従来がポリッシュ(艶有り)仕上げ、に対して新型はサテン(艶消し)仕上げになっている点です。
また、30分計と12時間計の上下のインダイヤルの大きさが若干大きくなってバランスが変わっています。
そのおかげで若干締まった印象になります。
その他にも微妙な変更点があるのでご紹介していきます。
12時方向の夜光が若干大きくなったように感じました。
画像で見ると分からないですが、実物を見た時にそう感じました。。。。
実物をまだ見比べていないので間違っているかもしれませんが、、、、、
あとは今まではベゼルに5分毎にステンシル書体のアラビア数字が刻まれていましたが、今回からバーになりました。
アラビア数字は15分、30分、45分のライダータブ部分のみとなっています。
これにより今までは9分、11分などの部分に線がなかったのですが今回からはキッチリ入っています。
とは言え、ステンシル書体のアラビア数字がミリタリー感をUPさせてくれているアベンジャーとしてはアラビア数字が少なくなったのがもったいなくもあります。
あとはインダイヤルの数字の表記が変わりました。
従来はより多くの数字を記載していましたが、今回はスッキリと伝統的な表記になりました。
秒針の60、20、40
クロノグラフ30分計の30、10、20
クロノグラフ12時間計の12、3、6、9
の表記は伝統的な表記の仕方なのです。ヴィンテージの時計とか見ていただくと分かると思います。
あとはインダイヤルの針はサテン仕上げになっています。
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で、そんな違いがあるのですが、どっちのモデルが良いの??
と思う方も多いはず。
ずばり!!
どちらも良い!!!です。
まぁ、今回のマイナーチェンジはムーブメントもスペックも変わらないだけでなく
デザイン的な面でもあまり強烈な変更はないので好みで選んでもらってOKだと思います。
あ、ただ
1つだけ個人的に言わせてもらいたいことがあります!!
それは
一昨年までのブライトリングのデザイナーだったエディー・ショッフェルさんのこと。
ブライトリングだけでなく時計業界において色々と偉大な功績を残した方です。
過去の私のブログでも度々ご紹介していますが
タグ・ホイヤーのリンク(S/el)をデザインした人でもあります。
ブライトリングに関しては最初の頃はブレスレットのデザインを手掛けています。
『パイロットブレス』や『ナビタイマーブレス』と言う斜めにカットされた特徴的なブレスレットです。
元々はフリーランスのデザイナーでして、
後年はブライトリングの全製品のデザインを手掛けるようになったのですが、最後までブライトリングという企業には属さずに
あくまでもフリーのデザイナーとしての立ち位置を崩しませんでした。
そこには彼のデザインに対するスタンスがあったのだと思います。
キャリアの初期はジュエリーのデザイナーだったそうです。
デザインにも哲学的な考えを用いてデザインするのが特徴的なお方です。
そんなエディ・ショッフェルが初めてブライトリングでブレスだけでなくモデルのデザインなど全てを任せられて作られたのがアベンジャーなのです!!
↑一番最初のアベンジャー。
当時はチタンケースで45㎜でした。
スペックは当時から変わらず300M防水。ムーブメントも7750ベースのCal.13です。
当時ショッフェルさんは色々と考えたと思うんですよね。。。。
いかに自分らしく、いかに新しく、いかにブライトリングらしいデザインにするか。
4方向に設置されたライダータブはブライトリングらしさを保つためには必須だったんでしょうね、きっと。
パッと見た目ではクロノマットに近いデザインに感じますが、ライダータブ以外ではケースの形状やリューズ、プッシュボタンなどあらゆる箇所が独自のディテールとなっていました。
アラビアインデックスやリューズ、プッシュボタンなどを見てもわかるように
当時からアベンジャーはミリタリーテイストが強めのモデルでした。
そんなエディ・ショッフェルさんが最初に手掛けたブライトリングのモデルがアベンジャーであり、
そのショッフェルさん最後のアベンジャーが現在のモデルなのです!!!
新しいアベンジャーも良いけど、ショッフェル作品としてのアベンジャーを購入するならば今のうち!という気持ちも湧きます。
時計業界において『時計デザイナー』というものが確立されてきたのは最近の話。
その地位を築きあげてきたのがオーデマ・ピゲのロイヤルオークやパテックのノーチラスなどを手掛けたジェラルド・ジェンタ、ヴァシェロンのオーバーシーズの前身モデルとなる『222』などを手掛けたヨルグ・イゼック、そしてエディ・ショッフェルの3名。
この3名が70年代から80年代にかけて有名ブランドの時計の多くを手掛けていたのです。
ショッフェル作品としての時計。。。。後々に価値があるようにも思えます。
そんなことを考えていると
このバーインデックスのアベンジャーも良いのですが
アラビアインデックスのアベンジャーこそがアベンジャーじゃないのか????
なんて気にもなってきています。
初代のアベンジャーがアラビアインデックスでしたからね!
新しいアベンジャーにはブラックチタンのモデルがアラビアインデックスになるのですがSSケースだとアラビアインデックスのモデルがないんですよね。。。
無骨で男らしいカッコいい時計なんです!
でも、どこか艶っぽさのある色気のある時計でもあるんです。
欲しいな、、、、
アベンジャー。。。。。
クロノマット3本持っていなかったら買ってただろうなぁ、、、、と悶々としているのです。
ぜひ、皆様も新生アベンジャーに入れ替わる前に
最後の既存アベンジャーももう一度ご覧になられてみては?!
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