時計の価格変動などについて
こんにちは。
スリークの飯田です。
皆さんは今年は時計を買いましたか?それとも買おうと思っていますか?
最近は投資目的で時計を購入したりする人も増えて、時計の買い方が以前とはずいぶん変わってきたな、という印象があります。
あとは今年は値上げが多いですよね。
時計の場合、モデルチェンジしながらも継続しているモデルが多いものですから20年前と比較すると凄く高くなったという印象があり、
昔からの機械式時計ファンには驚きの価格になっていると思います。
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20年前と比較した価格の高騰は
・物価の上昇
・時計の品質向上
・円安
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の三つの側面から見ないといけないと思うのですがなかなかそんなふうに分けては考えられないですよね。
単純に高い!って思っちゃうわけで。。。
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しかし、この価格の高騰も結局は僕ら時計ファンが求め続けた需要に合わせたモノづくりをしてきた結果が一番大きいと思います。
90年代から機械式時計の人気が日本でも年々高くなっていき、
ムーブメントのクオリティーを要求したり、
自社ムーブメントが良いと囃し立てたり、
他社との違いを求めたり、
結局そうやって消費者の求めるものを追求していったからコストもかかるし、
このような価格帯になってきているんですよね。
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現在の時計業界において、
私の超個人的な見解ですが無難に一生モノと呼べる時計は50万円~120万円の範囲ですかね。
何を一生モノと言うかは難しいところですが、
そのモデルのクオリティや品質、
あと歴史的な背景とかを考えて30年後でも50年後でも安心して胸を張って身に着けられる時計なんかを考えるとこの価格帯かな?と。
多少の前後はあると思います。
40万円でも一生モノはありますし、
110万円でも一生モノはあります。
150万円以上になってくると何かしらのプラスαが付いた高級機種になってくることが多いですね。
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もし1本、一生モノを買おうと思うなら大体目安は50~120万と思ってもらった方がいいと思います。
この価格帯内なら金額に左右されず、自分が欲しいと思ったモノを選んだ方がいいです。
50万と120万では倍以上の違いがありますが、一生涯を共にする時計です。
自分の人生を刻み、やがて次世代へ託せるものです。
例えば住宅を建てようとした時、トータルで50万円の妥協はあまりしないと思います。
所々の妥協はあるかもしれませんが、この50万円の差で自分の納得できる住宅になるかならないかという状況だったら妥協しないはずです。
時計も同じように50万円で妥協はしてほしくないな、というのが私の想いではあります。
高いのが良いというわけではないんです。
ただ、本当はあっちが良かったのに高かったからこっちにした、という理由で買われても
ずっと使っていくモノだからこそ、後々に後悔しちゃうと思うんですよね。
しかし、先ほど50~120万円が一生モノを選ぶ基準と言いましたが
この感覚は20年前なら30~70万円というのが同じくらいの基準でした。
思えば時計に関して言えば倍近い価格になっているんですね。
結局、十年単位で考えたら価格は高くなっていくだろうし、『いつか』欲しいと思っている時計でしたら
価格改定がある前に購入するのが良い選択なのだろうと思います。
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