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【Grand Seiko 特集】3つのムーブメント編 Vol.1 9Sメカニカル

2024.03.15

スリーク新潟、スリーク富士見、スリークEXPOCITY、スリークWEB STORE

グランドセイコー フェア

開催店舗:スリーク新潟 スリーク富士見 スリークEXPOCITY

期間:2024年3月2日(土)~4月7日(日)

 

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Grand Seiko 特集

◆歴史を深掘り編 Vol.1 服部金太郎

◆歴史を深掘り編Vol.2 東洋の時計王

◆歴史を深掘り編Vol.3 GS誕生から衰退、そして復活へ

◆セイコースタイルとは??Vol.1

◆セイコースタイルとは??Vol.2

◆セイコースタイルとは??Vol.3

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皆さまこんにちは!

スリーク富士見、曽我と申します!

 

ただいまスリーク3店舗で開催しております「Grand Seikoフェア」にちなみ

各店スタッフが様々なテーマで特集記事をアップしていますが、

私はグランドセイコーが誇る3つのムーブメントをテーマに本日より3日間、それぞれのムーブメントの特徴・凄さについてご紹介させて頂ければと思います!

 

(先輩方に比べるとまだまだ知識不足なので大目に見て頂けますと幸いです。。。)

 

Vol.1はメカニカル(機械式)ムーブメント【9S】について。

 

時計に携わってからまだ約1年半の私ですが、正直申し上げるとそこまで多くのムーブメントについて知っている訳ではなく自店で取り扱いのあるブランドのムーブメントの特徴については理解しておりますが、「○○社の○○っていうムーブメントが・・・」とか「この部分はこういう仕組みだからこうで・・・」といったマニアックなお話しは出来ないんです。

 

ただ、そんなムーブメントについてそこまで詳しくない私でもグランドセイコーのメーカーさんより3つのムーブメントについてお話を聞かせて頂いた時に「よく出来たムーブメントだなぁ。。。」と感心したことを覚えています。

 

個人的にこのメカニカルムーブメント【9S】に感心した点は2つ!

 

 

①高精度なパーツづくりを支える先端技術「MEMS」

 

「MEMS」とは「Micro Electro Mechanical Systems」の略で、半導体などの超精密部品に用いられる最先端の加工技術です。スマートフォンの製造などにも使われていますね。

 

この技術の採用により0.001mm単位の精度で軽量なパーツをつくることができ、非常に細かく計算された脱進機のパーツ作成が可能になりました。

 

これにより36,000振動/時という驚異のハイビートに耐えながらも、安定した精度が出せる繊細かつ強靭なパーツの数々が生み出されています。

 

ハイビートにすると精度は安定しますが、回転数が増えたことにより大量のエネルギーを消費するため一般的にはロングパワーリザーブの実現が難しくなるものですがグランドセイコーの9Sシリーズは短いものでも55時間、長いものはなんと80時間という怪物級のスペックを実現しているんです。

 

 

②「新GS規格」、そして「グランドセイコースペシャル(GSS)規格」へ

 

皆さん機械式時計の精度に関する規格としてまず頭に浮かぶのは、「スイスクロノメーター認定(C.O.S.C)」が多いかと思います。

 

C.O.S.Cの精度基準は【平均日差-4秒~+6秒】と非常に厳しく、スイスから輸出される時計のわずか6%しか取得していない厳格な規格となっています。

 

私が普段着けている時計もC.O.S.Cを取得していますが十分すぎるくらい精度が良いように感じます。

 

そんな高精度かつ厳しい基準のスイス時計の規格に国産ブランドとして、ジャパンメイドクオリティを証明するために1998年「新GS規格」を制定しました。

 

C.O.S.Cよりさらに厳しい【平均日差-3秒~+5秒】、検査期間の日数や精度を計測する際の姿勢差のパターン数もより厳格な基準を設けたこの「新GS規格」は”ユーザーがどんな使用状況下でも、グランドセイコーとして誇れる精度と安定性を提供する”というまさにブランドの理念を体現した厳しい規格。

 

現在グランドセイコーのメカニカルシリーズは全てこの「新GS規格」をクリアしたモノだけが市場に並ぶようになっており、品質にかけては他ブランドの追随を許さない徹底したこだわりを見せています。

 

そしてこの「新GS規格」を更に超えた厳しい基準を持つ「グランドセイコースペシャル(GSS)規格」というもの存在します。

 

熟練の時計師が、通常の機械式時計の何倍もの時間をかけてようやく到達できる精度基準であるため、1年間にごくわずかしか生産することができず、【平均日差-2秒~+4秒】というとんでもない精度を誇ります。

 

こちらはごく一部のモデルにのみ採用されており、ダイヤルには「SPECIAL」と特別な記載がされているのでグランドセイコーの時計をチェックする際は是非気にかけてみてくださいね。

 

 

と、まだまだ機械式時計については勉強中な私でも他ブランドの時計に比べて「なんじゃそのスペックと基準スゲー!!」と取り扱い当初に感心し、改めて国産ブランドのモノづくりに対するこだわりと探求心、向上心を感じました。

 

他にもムーブメント内部の構造で特筆すべき点は沢山あるのですが、読み物としてコンパクトに上記の2点を挙げさせて頂きました。

 

スリーク富士見では初めて取り扱う国産機械式時計ですので、まだまだ我々スタッフも勉強中ですがお客様の反応からもとても需要を感じますし、特に最近はドジャースの大谷翔平選手の話題から接客に入る流れも非常に多いです。

 

国内のみならず海外でも知名度を加速させる裏側には、メイドインジャパンならではの徹底した品質へのこだわりと厳格な基準を設けているからなのだとひしひしと実感させられる今日この頃です。。。

 

さて、今日はここまで!

 

明日はVol.2「9R スプリングドライブ」編です!

 

最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

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