BREITLINGを学ぶ vol.3 –革新的な発明–
2018.09.03
スリーク新潟
BREITLINGファンの皆さんも、そうでない皆さんもこんにちは!
スリーク新潟 伊藤です。
3回目となりました。 【 BREITLINGを学ぶ 】
。。。前回ちょっと真面目すぎましたでしょうか (汗)
お気軽にご意見・ご感想を スリーク新潟 伊藤までお聞かせください。
試行錯誤しながら書いていこうと思っています!
さあ!3回目となる今回も!
歴史なんです〜!
歴史お好きじゃない方、スミマセン 😥 !
〜前回までのあらすじ〜
スイスの小さな村に生まれたレオン・ブライトリング。
天才的な時代を読む力と、確かな技術によって
当時まだ珍しかったクロノグラフ付きの懐中時計を製作し、
一代でブライトリング社を発展させました。
レオン亡き後、ブライトリング社はどうなっていくのでしょう?
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1914年早すぎるレオンの死の後、息子ガストンが事業を引き継ぎます。
レオンが自分の工房を設立しブライトリングの歴史が始まった1884年に生まれた息子がガストンです。
ガストンが事業を引き継いだこの年、第一次世界大戦が始まります。
スイスは小国でしたが中立国であったため、戦争に巻き込まれずにすみました。
しかし戦争はヨーロッパ全土に経済的・社会的に大きな混乱をもたらしており、
時計市場も例外なく大きなダメージを負います。
若き経営者ガストンは時代のうねりの中、新しい市場の開拓に迫られます。
彼は各地を旅し、市場の動向とニーズを徹底的に研究しました。
この時に、社会は自動車中心の生活へと変遷しており、
時代がスピードを求めて動き出していることを肌で感じたのでしょう。
父レオンが選んだ “計測機能付き腕時計、すなわちクロノグラフを主軸とする方向性”
が間違っていなかったことを確信し、これまで以上に情熱的に、
寝る間を惜しんで開発に没頭したのです。
そうして 1915年 腕時計サイズに縮小された30分積算計搭載クロノグラフを発表します。
腕時計と懐中時計が半々のシェアとなるのが1930年代なので、この頃はまだ腕時計の黎明期。
現代では当たり前となったクロノグラフ機能付腕時計ですが、当時この発明は画期的なものだったのです。
(このクラシックな出で立ち!ガストンさんと時計からダンディズムが溢れていますね)
彼の発明はまだまだ続きます。
1923年ガストンはブライトリング社の将来を決定づける新たな製品を世に送り出しました。
リューズとは別に、クロノグラフにスタートボタンを与えたモデルです。
それまでのクロノグラフは1つのリューズにスタート・ストップ・リセット機能を持たせていました。
これらの時計が生まれたのも、その発想の源には
父レオンが目指した“飛行士のための計器”という思いがありました。
飛行機が急激な進歩を遂げていた当時、飛行士にとって飛行時間の計測は重要な“操縦技術”の1つでした。
狭いコックピットの中では懐中時計より腕時計の方が操作性が格段に上がります。
こうして、ガストンは父親の意志を受け継いだ斬新なアイディアを次々と形にしてゆきます。
タキメーター付きクロノグラフ、スプリットセコンド付きクロノグラフ、
スピード計測のみを目的としたストップウォッチ、数字を3桁までカウントできる機能付きの時計など。。。
ガストンの作り出した時計に興味を持ったのは飛行士だけではありませんでした。
例えば、警察は増える自動車のスピード違反を取り締まるために、
例えば、司祭は礼拝に訪れる人を数えるために、ブライトリングの時計を使いました。
やがて各国の軍隊もこのクロノグラフに注目し、次々に注文が入ります。
このように様々な機能を持たせることで、
ブライトリングがクロノグラフの分野における確固たる地位を築き
あらゆる方向へマーケットを広げることに成功したのがガストンの時代だったのです。
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っはい!今日はここまでです。
真面目すぎるよ、伊藤!というご意見を頂いたのですが、
やっぱり真面目になっちゃいました(汗)
130年余りにも渡って腕時計を作り続けているブライトリングの
DNAといいますか、どんな気持ちで時計を作っていたかとか、
どんな時代の流れがあってその形になったのかとか興味があります。
ガストンさんも、お父さん譲りの鋭い感性と豊かな発想をお持ちだったのですね。
さらっと書いてありますけど国が戦争に進んでゆく混乱の中、今では当たり前になっている
クロノグラフのスタートボタンを生み出したガストンさん。
ブライトリングだけに限らず、クロノグラフ界の中で偉大な発明です。
この先、またブライトリング社は次の世代へ受け継がれて行きます。
というわけで次回もまた歴史でいきます 😥 頑固ですみません。
どうぞ、夜眠れない方はこのブログを読んで睡魔に襲われてください。。。😴
ここで、BREITLINGの時計を1本ご紹介。
それはこちら!MONTBRILLANT 38 JAPAN EDITION
お気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、【 BREITLINGを学ぶvol.2 】に出てきました。
そうです。ブライトリングが発展してゆく最中、工房があった通りの名前こそモンブリラン通り。
ここから名付けられたのがこのモデルです。
1942年に発表された世界初の回転計算尺付き腕時計クロノグラフの気品あるデザインを復刻した名作。
(この復刻される元となったモデルもいつかご紹介したいです!)
直径38mmのコンパクトなクロノグラフとして性別を問わず愛され、
精緻な文字盤と、優美なデザインには、古き佳き時代の伝統が凝縮されています。
モンブリランといえば、通なブライトリングファンならば誰もが知るモデルですが
日本限定で展開されているモデルということは意外と知られていない事実。
そして、このモンブリランは生産STOPしてしまいますので、
もう直、お目にかかれなくなってしまうのです。。。
ちなみにスリーク新潟には現在 ホワイト、ブラック、ブラウンの3色全てが揃っています。
ホワイトが一番人気ですが、各色、徐々に入荷が厳しくなってゆくことが予想されています。
2018年の新作には、このモンブリランの38ミリという大きさを受け継いだ
ナビタイマーも発表されているのですが、また面持ちが全く違うので、
モンブリランをいつか我が手に。。。!と思われている方は
早めの方が絶対、絶対宜しいかと。。。!
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
また次回宜しくお願い致します! 😉
ーTHE・ENDー
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