周年祭も最終週!選ぶならどっち!?~スリークBP 瀬倉編~
2020.04.12
スリークBP
みなさまこんにちは
今日で周年祭に関するリレーも終了
長きに渡りお読みいただき有難うございます
フィナーレを飾るのは、Bell&Ross !!
…とその少しだけ、このBell&Rossについてお話させてください
Bell&Ross…ブランド名は、2人の創業者の愛称に由来します。デザインを担当するブルーノ・ベラミッシュ氏と経営を担うカルロス・ロシュロ氏は、高校時代からの盟友でした。お互いに航空機やアビエーションウォッチに興味を持っていたことから意気投合したと言われています。そんな二人は高校卒業後、ベラミッシュ氏は国立のデザイン大学に進学します。卒業プログラムで必須であったインターン先として彼が選んだのが、かねてからデザインに惹かれていたドイツの特殊時計会社sinnでした。
一方ロシュロは、ビジネススクールへ進学することに。卒業後は、投資銀行で財務と経営のキャリアを積んでいきました。
そしてベラミッシュ氏と再会し、時計への熱い情熱を聞いたロシュロ氏は2人で時計ブランドを設立することを決意しました。
こうして1992年、パリにBell&Rossの小さなオフィスが誕生しました。
彼らのオリジナルウォッチが実際の形になったのは1994年。時計製作のノウハウも技術も設備も持たない彼らに手を貸したのは、ベラミッシュ氏がインターンで訪れたsinnの創業者ヘルムート・ジン氏でした。最初に製作された500本のオリジナルウォッチのコレクション名は「 Bell&Ross by sinn 」。その後もジンの協力のもとで新作を発表していきます。
そんなBell&Rossに1997年大きな転機が訪れます。スイスに時計工場を持つシャネルのオーナーが、彼らの時計に興味を示しました。この出会いによって、Bell&Rossは安定した経営体制を手に入れました。さらに2002年に、ラ・ショー・ド・フォンに新たな製造拠点が完成。フランスを代表する時計ブランドへと成長を果たすことになります。
Bell&Rossの四原則…機能美を形にする為に不可欠な4つの原則とは
2人の創業者は、sinnの協力を得て最初の時計作りを製作するに当たり、4つの原則を決めました。それは、
「視認性」「機能性」「防水性」「高精度」
ロシュロ氏が収集するミリタリーウォッチが目指し、有しているものであり、ベラミッシュ氏が志す機能美を形にするのに欠かせないものでした。今でもBell&Rossはこの四原則を大切にしています。結果、どの時計も見やすく、壊れにくく、高性能となり市場から高い評価を受けています。
視認性…時計本来の機能を最優先に
機能性…目的が明確なデザインと素材
防水性…ムーブメントの大敵をガード
高精度…スイスの技術が生む正確さ
Bell&Rossとエリート特殊部隊…フランス国家が認めるミッションウォッチ
これまでBell&Rossは、各国の軍で使われており今もフランスエリート部隊向けの、真のミリタリーウォッチを製作しています。
フランス国家警察RAIDとは、2005年設立20周年記念モデルを発表。2008年に、フランス空軍の依頼を受け、パイロットに特化したデジアナを製作し納品しました。
ドイツ軍や警察などに時計を納めるsinnの力を借りて最初の時計を生み出したBell&Rossは、sinnを超えようとハイスペックを目指しました。それが今に至る、軍用や特殊部隊用の時計製作のきっかけとなりました。古くはフランス特殊部隊爆発物処理班のためにも時計を製作したり、憲兵隊、潜水艦乗組員、地雷処理班など様々な特殊任務にBell&Rossは使われてきました。
そのようなエリート部隊が採用するほど、機能的で信頼性の高い時計が”Bell&Ross”
ミリタリーの歴史に名を刻むほどの本物志向であるBell&Rossから、今回ご紹介するモデルはこちら
こちらの両モデルを比較していきたいとおもいます。
スクエア型ケースの初ブレスレット仕様はモダンな外観に。
ケースとラグ、ブレスレットが流れるような曲線で完全調和を果たしています。この新しいコレクションは、スクエア型を都会的にしたモデル。ブレスレットのテーパードラインも美しく、中リンクのみを鏡面仕上げにしています。
自動巻。ケース40×40mm
ケースサイズが40mmなので腕の納まりは一番!ケースの厚みもなくブレスレットもテーパードラインが腕元に沿って綺麗にフィットするので着け心地も◎
そして、何より軽い!
この軽さの武器は、長時間着けてても腕が疲れないしストレスに感じないのがミソ。
良い時計だけど、重たくて疲れる。。。では着けたいとは思いませんしね
黒×白のハイコントラストによって、クロノグラフに最上級の視認性を搭載したモデル。
自動巻。 ケース42×42mm セラミックケース、ラバーストラップ仕様
こちらは42mmケースなので、BR05と比べてほんの少し大きく感じます。けれど着用すると大きく感じませんし、この大きさは良い感じ。比べてしまうと、BR05の方が腕元の納まりが良いですよね。
軽さですと、実はこちらのセラミックケース&ラバーストラップ仕様の方が軽い!!!
素材が変わると大きくても軽いんだ~と改めて実感です。
このポイントは高いです。
実際にケースの厚みをみてみようと思います。
並べて比べますと一目瞭然!クロノグラフがあるとやはり厚みは増します。
BR05は約10mm
画像の目盛が読み取りづらいですが,,,
こちらは14mmでした。
検証した結果、
腕元の納まりで優位がBR05
軽さでBR03-94 BLACK MATTE
となりますね。
次は【 防水性 】
両モデルとも、100m防水。水道の蛇口からの水流にも時計がさらされても安心なスペックです。日常生活で水への気遣いが不要なのは安心に繋がりますね。実際わたしも100m防水機能の時計を8年使っていますが、水入りもせずです(使い方によっては水入りの可能性もあります。わたしは基本手首まで水を付ける様でしたら外します。)
続いて、【夜行性】
ブラックライトをあてていきます。。
そして暗闇の中へもっていきますと。。。
こんな感じ!両モデルとも非常に明るく輝いており視認性が高いのが見て取れます!
(他社と比べるとさらにBell&Rossが優れているのが分かりますよ!これは良いです)
それでは最後にアフター。。。オーバーホール料金です。(2019.12時点)
BR05…標準価格52,000円 会員価格26,000円
BR03-94…標準価格78,000円 会員価格39,000円
ですね!価格はやはりクロノグラフ分少し高くはなりますが、他社と比べても平均です。
ランニングコストですと、BR05が一歩有利な感じでしょうか。
※補足
BR05 パーツ料金。(2019.12時点)
SSブレスレット 108,000円+税
ラバー 16,500円+税
バックル 31,500円+税
です。
いかがだったでしょうか?
個人的にBR05のモダンでエレガントな雰囲気が好きでこちらかな~と思っていたのですが、ブランドバックボーンを知る事で、BR03-04のミリタリー&ハイテク素材&タキメーター付の本格計器にも魅力を感じるところは男の性なのか。。。
なにより軽いのが良かったのと、まだセラミックケースを体験したことがあまりないのでこれはなかなかいいぞ!(傷も入りにくいし、温度による冷たいと感じることがない)と思いました。
どちらも腕に乗せた時に非常に感じるものがありますので、皆様もどうぞ体験してみて下さい♪
それではみなさま良き休日をお過ごしください
瀬倉でした~
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