Bell & Ross ファンのみなさまこんにちは！

スリーク万代 瀬倉でございます。

 

前回の投稿では2020年新作、BR-03 WHITE CAMO について細かく記載させていただきまして、Bell & Ross ファンの方々から「こういうの待ってました！」「他サイトだと基本スペックのみでしたが、中々読みごたえがあって面白かったです」など嬉しいお言葉をいただきました。ありがとうございます。

 

 

前回のブログを未だお読みになっていない方はこちら

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Bell & Ross 2020年新作 BR-03 WHITE CAMO　を BLACK CAMO で徹底分析！！

 

 

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今回のテーマ「Bell & Ross  人気の BR 03-92 シリーズ を徹底比較！！」

 

 

Bell & Ross は「視認性」「機能性」「高精度」「防水性」という４つの基本原理を忠実に再現をした計器時計を世に輩出し、特に BR-03 は、42mmケースにキャリバー302.（自動巻き  40時間パワーリザーブ  28,800振動/時）を搭載し、防水100ｍを確保するなど、基本原理を体現したデザインは Bell & Ross の中でも一番人気の高いシリーズ。

 

今回はその BR 03-92 の中で３つのモデルを用意しました。

左：BR 03-92 BLACK CAMO  （Ref:BR0392-CAMO-CE/SRB）

中：BR 03-92 STEEL  （Ref:BR0392-BLC-ST）

右：BR 03-92 HERITAGE CERAMIC　（Ref:BR0392-HERITAGE-CE）

 

 

 

候補に挙がった３モデルはそれぞれ三者三様の魅力があり！！

 

 

基本スペック（ケース径、ムーブメント、防水性）は同じですが、文字盤をよく見るとそれぞれ細かい部分に違いが見られ個性を感じます。

 

先ずは BR 03-92 BLACK CAMO  （Ref:BR0392-CAMO-CE/SRB）から見ていきましょう。

 

 

 

 

 

ハイテクセラミック製ケース を外装に纏い、文字盤は2層のプレートで構成されています。

 

ハイテクセラミックは、「軽い」「強靭」「低アレルギー性」と高性能で、マットな仕上げがエレガンスウォッチではない、ステルス機を彷彿させるミリタリーを完全に再現。

 

文字盤では、上段プレートは数字（３、６，９，１２）とインデックス部分（５分刻み）がカットされています。分刻みの部分は、良くみるとプリントなのが分かります。これは細かい技術です。下段プレートはブラックの スーパールミノバ® (根元特殊化学) がコーティングされています。また、時針分針にも スーパールミノバ® がコーティングされています。

 

文字盤のカラーは、グレー、ダークグレー、ブラックの３色でプリントされており、異素材であるスーパールミノバやセラミックの色合いにも絶妙にマッチさせており、非常に優れたデザイン性を感じます。

 

 

 

 

 

続いては BR 03-92 STEEL  （Ref:BR0392-BLC-ST）

 

ステンレススティール製ケース　平面部分はサテン仕上げ/斜め部分はポリッシュ仕上げと部分部分で仕上げ方を変えています。

この見た目の美しさは全て計算されたもので、それが美しさ＝優れたデザイン性に繋がります。

 

 

文字盤は、「航空計器」からインスパイアされたデザイン。数字（３、６、９、１２）部分と５分刻みの目盛には  スーパールミノバ® が施されております。1分刻みの目盛はプリントで瞬時に時間を読み取りやすくなっています。時針と分針には スーパールミノバ® が施されており、暗所でも確りと見ることが出来ます。

 

 

 

 

 

BR 03-92 HERITAGE CERAMIC　（Ref:BR0392-HERITAGE-CE）

 

ハイテクセラミック製ケースに夜光塗料が経年劣化で焼けたヴィンテージ感を表現したインデックスを採用。

 

アラビア数字（３、６、９、１２）およびインデックス、時針と分針には、フォトルミネセンスコーティング が加工されてます。

 

BR 03-92 は蓄光塗料が全て同じではないのです。。。

 

１分刻みのインデックスはなく、５分刻みのインデックスなので盤面が非常にクリアですっきりした印象を与えます。一瞬で時間を読み取る事は出来ますが、○分○秒と正確な時間を読み取るには BR 03-92 STEEL が優れています。

 

 

 

続いてはメーカー公式にも載っていない、総重量を計測してみます！

 

 

BR 03-92 BLACK CAMO 

131g

 

機械式時計としてはかなり軽いですね。某ダイバーズウォッチや堅牢なパイロットウォッチは、約220gです。

わたしの経験上、160～170gだと一日付けていても苦じゃありません。131gは魅力的な数値です 🙂 

 

 

続いて BR 03-92 STEEL 

136g！

 

ステンレススティール製ケースながら非常に健闘しています。

優秀な数値だと思います。

 

 

それでは最後、BR 03-92 HERITAGE CERAMIC　

106g！！！

 

一番軽い数値が出ました。BLACK CAMO も同じハイテクセラミック製ケースなのですが、大きな違いはストラップの素材です。

 

カーフレザーストラップは約10g程、そしてラバーストラップは約30g～と重たいのです。これを逆手に、BLACK CAMO に レザーストラップを搭載すると同じように軽くなります。

総重量が106ｇは本当に軽いです。これは是非店頭で確かめて欲しい所ですね。

 

 

 

続いて夜光塗料をチェック！！！

来ました、、ひとり閉店後の怪しい実験です…笑

同じBR 03-92 ですが、実は夜光塗料は統一されておりません。また、BLACK CAMO はブラックのスーパールミノバ®を搭載してますので、一体どんな光りかたをするのでしょう…？

 

 

実は３つとも光り方が違うのです！！

 

左：BR 03-92 BLACK CAMO  （Ref:BR0392-CAMO-CE/SRB）

中：BR 03-92 STEEL  （Ref:BR0392-BLC-ST）

右：BR 03-92 HERITAGE CERAMIC　（Ref:BR0392-HERITAGE-CE）

 

という風に、一番光が良くみえたのは 右:ヘリテージ、殆ど変らずで 中:03 スティール、そして一番暗かったのは 左:ブラックカモ でした。

スーパールミノバ®は下地の色によって、光の見え方が変わるそうです。なので、ブラックカモは一番落ち着いた光り方でした。

 

青色よりも黄緑色のほうが明るく見えたのは気のせいか、、ヘリテージが一番明るく見えました。これは面白い検証でした。

 

 

それでは最後に着用画像をどうぞ

マットなハイテクセラミックケースは着用感がよく、そして軽い。全体にブラックですが時間は読み取りやすいです。時計に遊びを感じるのはとても SENSE を感じます。

無反射コーティングを施したサファイアクリスタルガラスなので、この角度でも光が反射することなく時間が読み取りやすいです。

 

 

続いて王道である航空計器代表、BR 03-92スティール

視認性は抜群で一番時間が読み取りやすいです。そしてケースの仕上げの美しさが一番感じることが出来ます。

ミリタリーベースだけども、高級感もしっかりあるところが高いデザイン性を感じます。

 

この角度からも確りと時刻がみえますね。

 

最後はヘリテージ。焼けた夜光塗料を表現したヴィンテージライクが好きな方にはたまらない色合いと質感ですね。

今回ご紹介したモデルの中でも一番軽く疲れないので毎日手首に着けたくなります。

視認性もGOOD！

 

 

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いかがだったでしょうか？

Bell & Ross は、一見どれも同じように見えますが、

 

ケース素材

文字盤

夜光塗料

ストラップ

 

これらによって、全く異なって見える時計だというのが分かりました。

ストラップは一番変化を与えやすいところですので、自分らしい個性を出してみたり、季節ごとに素材を変えて楽しむのもファッションだと思います。

 

 

 

 

　

 

 

…次回はこちらをとことん追求してみようと思います。

 

それではまた次週お楽しみに！