どこよりも早く CONVERSE ADDICT COACH CANVAS HI を体験レビュー
2020.10.11
スリークBP
2008年に100周年を記念して誕生した「コンバース アディクト(CONVERSE ADDICT)」 から、初登場の “COACH” に迫る。
コンバース アディクトCONVERSE ADDICT(コンバース アディクト)は、ADDICT(=依存する、中毒)が意味するとおり、ファッションコンシャスな人たちを魅了するCONVERSEの究極のシューズライン。毎シーズン、60年代のチャックテイラーやジャックパーセルなどのヘリテージモデルをベースに、クラシックなディテールやシルエットを踏襲しながらも、ビブラムソールやカップインソールを採用するなど、美しく機能的に昇華させたアイテムがラインナップされる。
2020年10月10日に発売されたコンバースアディクトは今回で24作目となる。この24作目にして初の”COACH (コーチ)”がピックアップされた。
COACH (コーチ)は、1940年代から50年代にかけて誕生したと言われている。諸説あるものの、当時はプレーヤーが”チャックテイラー”を、コーチングスタッフが”コーチ”を着用したとされる。本作では70年代のデザインをベースに採用され、当時のディテールを忠実に再現しつつ、日本の最先端の技術を随所に忍ばせた。傑作の面影はそのままに別次元の履き心地を提供する、まさに「進化するヴィンテージ」を本作もやってのけた。
これまでヴィンテージ市場では、60年代から70年代にかけて生産されたチャックテイラーで状態の良いものは高価格で取引されてきたものの、近年、チャックテイラーと同じくコーチの出現率も減少。希少性の高いモデルとして、COACH (コーチ)の人気が高まっている。
本作コンバースアディクト”COACH”のディテールは?
アンクルパッチは中央部分に”COACH”のロゴに上下2つずつ星を配置。CONVERSE、ATHLETIC SHOES の書体も1970年代当時のまま忠実に再現している。ベンチレーションホールは、チャックテイラーに比べ狭く設計されている。アウトソールの厚みは、チャックテイラーより若干薄いものの、履き心地には影響はなし。トゥガードのスター型はコーチのアイデンティティであり他にはない。当て布とサイドステッチが簡略されることで、長時間(丸1日)履き続けても足の小指辺りも痛くなくなったのには驚きだ。
2019年秋冬に発表されたコンバースアディクト”チャックテイラー”との違いは?
今回ご紹介するこちらは、コンバースアディクト2019年10月に発売されたチャックテイラーだ。一見見た目こそ変わらないものの、その細部を比較すると違いが見えてくる。上記したコーチに比べアウトソールは厚くなることで重量増に繋がるがクッション性は良い。当て布とサイドステッチは、プロフェッショナルのために開発された部分で激しい動きにも耐えれるようアップデートされたデザインだ。”機能はデザインに従う”はスニーカーにも精通する。
かかと部分からそれぞれのモデルを見比べてみよう。左=COACH、中央=チャックテイラー、右=レギュラーのALL STAR(MADE IN JAPAN)だ。
先ずはヒールパッチの違い。COACHは黒パッチで中央に大きい星、左右斜めに小さい星を配している。文字は「 CONVERSE、ATHLETIC FOOTWEAR 」と書かれている。1970年代のデザインを忠実に復刻しているのだ。チャックテイラーも同じく黒パッチだが、大きい星の両サイドに小さい星。そして「 CHUCK TAYLOR 」の文字がプリントされている。
生地の厚さもこの角度から見て取れる。チャックテイラーが一番生地が厚くなっている。これはプロバスケットプレイヤーの選手生命である足首を確りとホールドする為だ。生地が厚い分履き心地は足首に抵抗を感じるものの、こなれてくると気にならなくなる。次はCOACH。生地の厚さはチャックテイラーに比べほんの若干薄くなっているもののその差は大きくない。むしろチャックテイラーのような堅牢性がないのでストレスはなし。筆者はこの柔らかさがクセになる。
つま先部分から。トゥガードでは、スター型が印象的なCOACHが個性を発揮する。こちらも1970年代のデザインを現代に蘇らせている。COACHとチャックテイラーは、適度に剃り上がっている分、足運びがしやすいと感じる。写真ではわかりづらいが、COACHとチャックテイラーのシューレースはorganic cotton100%を採用し、高級感と質感を表している。
アディクトのチャックテイラーはこのアウトソールが魅力的だ。VIBRAM®のアウトソールは耐摩耗性、耐滑性にも優れ日常生活を昇華させてくれる。
COACHのアウトソールもヴィブラムの高品質をそのままに、リサイクルラバーが30%含まれている環境に配慮した配合の「VIBRAM ECOSTEP」を搭載。履き心地は従来のヴィブラムと変わらず時代に合わせ進化したアウトソールだ。このアウトソールのスターパターンのデザインも当時を忠実に再現している。まさに「進化するヴィンテージ」だ。
どこよりも早く体感レビュー。気になるその履き心地は?
早速体験してみた。筆者はパープルカラーをチョイス。色の選択として、これまで履いたことがない色であること。そして今年トレンドカラーであるアースカラーのファッションとの組み合わせを楽しむことだ。
ファッションでは色を3色で纏めると良いとされている。COACHのアンクルパッチには、レッド、ブルー(ネイビー)、ホワイトが入っている。ヒールパッチやラインはブラックなので、暖色系と寒色系を上手く組み合わせることでお洒落を楽しむことが出来る。組み合わせに困った時はブラックカラーで統一することで足下のカラーを引き立たせることが出来る。
足を入れてみて一番最初に感じたのは、COACHは当て布がないことで小指付近のストレスがない。結果、1日立っての仕事だが終盤も足の甲部分が痛くならず快適だった。アウトソールのヴィムラムもグリップ良く滑る心配はなし。インソールのクッショニングも抜群でこれまでのオールスターとは全く違う。
インソールデザインも1970年代を忠実に再現しているところが嬉しい。左がCOACH、右はチャックテイラー。両者カラーリングが違うだけで機能は同じ「 E.V.A.製カップインソール 」を採用。クッション性、軽量性、フィット性に優れた取り外し可能なソールとなっている。
ヒール部分は「 PORON®︎ 」を搭載。踵からの着地の際の衝撃を吸収・緩和し反発させることで快適さを実現。故に日常を快適に過ごすことが出来る。
まさに「進化したヴィンテージ」を体現した本作コンバースアディクト”COACH”。今後恐らく出ないであろうこのモデルを、誰とも被ることなくオシャレに履きこなしていただきたい。
COACH CANVAS HI
BLACK
size:US7.0 / 7.5 / 8.0 / 8.5 / 9.0 / 9.5 / 10.5
WHITE
size:US7.0 / 7.5 / 8.0 / 8.5 / 9.0 / 9.5 / 10.5
GREEN
size:US7.0 / 7.5 / 8.0 / 8.5 / 9.0 / 9.5 / 10.5
PURPLE
size:US7.5 / 8.0 / 8.5 / 9.0 / 9.5 / 10.5
各色 ¥17,000+税
10月10日(土)〜12月9日(水)までの
期間限定で販売方法を
変更させていただきます。
※10月10日(土)発売のモデルに限り、
THREEC WEB STOREでの
販売を行います。
※店頭販売、WEB販売ともに
お一人様各色一足まで
とさせていただきます。
※店頭及びWEB販売ともに
ご予約、お取り置きは承っておりません。
※販売数に限りがございますので
完売の際はご了承ください。
以上、ご理解いただきますようお願い申し上げます。
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