TAG Heuer から新作カレラ スキッパーが入荷しました。

SKIPPER=「船長」の意。船長のためのツール。この新作のキーワードは「アメリカンズカップ」です。1851年から現在まで続く国際ヨットレースで、オリンピックよりも45年、サッカーWカップよりも79年も早い世界最古のスポーツトロフィーです。国別対抗のため、参加各国の造船工学・建築工学・流体力学など最先端技術や軍事からの応用技術が投入されているといわれています。一般的にヨットレース全般の最高峰として位置付けられており、別名「海のF1」とも称されてます。

＜America’s Cup × TAG Heuer＞

1960年代、ホイヤー社はクロノグラフ市場で知名度がありました。当時のトレンドとして、スカイダイビング、水上スキーなど、スポーツ界などで使用されるストップウォッチやタイマーを製造する時計メーカーの一社として、ホイヤー社もストップウォッチを製作してました。その中で、ヨットレース（レガッタ）の分野で強く、イントレビット号（アメリカ）のタイムキーパーを務めていました。そして1967年にイントレビット号がアメリカンズカップで優勝し、1968年に優勝を記念して新たに時計（Skipper 7754）を発表しました。長い年月を経て TAG Heuer は当時の Skipper 7754 を現代的に再解釈し発表しました。

セーリングのスタートは特に重要です。スタートラインよりも船首は後方でなければなりません。スタート位置をどこにとるかが戦略上大切で、クロノグラフを作動させるタイミングがキーとなります。

「３時位置：１５分レガッタカウントダウン」

【機能】

①号砲一発が発射：スタートまで残り15分。スキッパーはクロノグラフをスタートさせます。

②二発目の発射：スタートまで残り10分。ボードをスタートラインにセットするまでの時間です。

③三発目の発射：スタートまで残り5分。

【配色】

ラグーングリーンカラー：イントレビット号のロープの配色。

イントレビットティール：イントレビット号の甲板であり、最も反射率の低い配色であるといわれています。まさに機能的デザイン

レガッタオレンジ：「スタートまで残り５分」注意を引きつける色です。

「フランジ部分：三角のインジケーター」

TAG Heuer のセーリング領域における新たなシンボルで、５０年代初期のホイヤーウォッチのシンボルとしても親しまれていました→潮の満ち引きを図ることができる「ソルナール」「マレオグラフ」などです。

「グラスボックスデザイン」

ベゼルのないケースを採用。ガラスがエッジまで優雅に伸びており、洗練された印象に。外装仕上げではポリッシュとヘアラインが見事に調和。ドーム型サファイア風防も美しいです。ケースサイズは39mm、100m防水で非常に使いやすいです。

搭載する新ムーブメント TH20-06は自社製クロノグラフでパワーリザーブは80時間もあります。

希少なタイムピースです。ぜひ店頭にてご覧くださいませ。

品名：タグ・ホイヤー カレラ スキッパー

品番：CBS2213.FN6002

価格：￥ 847,000（税込）

ケース素材：スティール製 サテン/ポリッシュ仕上げ

ベルト素材：ブルー、 スティール製のフォールディングバックル プッシュボタン

ムーブメント：自社製ムーブメントTH20-06、80時間パワーリザーブ、28800振動

防水性：10気圧 (100メートル)

サイズ：39mm

機能：時, 分, 秒, 日付, クロノグラフ：1/4秒計、15分計、12時間計