新年あけましておめでとうございます！

スリークBP 竹谷です。

 

2018年もよろしくお願いいたします！

さて本日は、SINNの入荷情報でございます。

「EZM1.1」でございます。

（1月1日ではありませんよ！笑）

SINN

EZM1.1

43mm

300m防水

730,000円＋tax

世界限定500本

 

EZMシリーズ誕生20周年を迎えた2017年。

世界限定500本と大変希少モデルですが、

SINNマニアの方には

是非持っていただきたいモデルの一つです。

 

 

-EZMとは？

 

EINSATZ(アインザッツ）

ZEIT（ツァイト）

MESSER（メッサー）

の頭文字をとったEZMシリーズ。

 

直訳すると、

「任務を完遂させる出撃用計測機器」

です。

 

そもそもなぜ誕生したのかを

ご説明させていただくと、

時は1972年まで遡ります。

 

 

-ミュンヘンオリンピック事件

 

「オリンピック最大の悲劇」

とも言われている

1972年に発生したテロリストによる事件。

 

「黒い九月」と呼ばれた

パレスチナテロ集団が、

イスラエルの選手村を襲撃。

 

選手団のイスラエルレスリングコーチと

ウエイトリフティングが殺害された後、

9人の人質にとり、

最終的に人質全員が死亡するという、

痛ましい結末を迎えてしまいました。

 

この事態を重く見たドイツ政府は、

すぐさま特殊部隊の創設を計画。

翌年、対テロリズム特殊部隊である

「GSG9」を結成します。

 

-ZUZのための計器

 

1997年SINNは、

EZM1の開発にあたり、

ドイツ税関中央局に所属する

「ZUZ」とタッグを組みます。

 

 

この「ZUZ」というのが、

「GSG9」から選抜された

選りすぐりの精鋭部隊なのです。

 

命懸けの任務にあたる

プロフェッショナル集団の

任務を遂行する装備品として

誕生したのが、「EZM1」

EZMの歴史はこのように幕を開けました。

 

-精鋭部隊のためのEZM

 

特殊部隊「ZUZ」の依頼で

開発された「EZM1」

 

 

「ZUZ」チームは犯罪集団の急襲など、

ZUZの作戦活動は長くても15分。

 

そんな彼らが時計という

装備品に求めるのは、

1にも2にも視認性。

（1997年初代EZM1)

インダイヤルなどの要素を徹底排除。

センターの4針のクロノグラフ機能のみ搭載しました。

 

-ミッションウォッチとしてのEZM

 

「ZUZ」「GSG9」と

ドイツを代表する2つの精鋭部隊への装備品。

この時形成された遺伝子が、

後続すべてのミッションタイマーに受け継がれます。

 

パイロット、ドライバー、

消防士、救急救命医、救援活動従事者、

ドイツ連邦警察の特殊部隊、

ドイツ地方警察特殊部隊。

 

これらのプロフェッショナルは、

一般市民を守るため各地に配備され

常時危険な任務に従事しており、

過去20年にわたりジンがミッションタイマーを

開発してきた理由がここにあります。

 

EZM１ からEZM16まで、

すべての時計は各ミッションの

特殊性に合わせて

厳密に設計されています。

 

 

-20年の歴史を経て

 

 

20年目を迎えるEZM。

SINNが2017年の最新作として発表したのが、

「EZM1.1」

 

 

機敏な動きが要求される任務において、

手の甲に圧力がかかったり

時計の操作がしづらくならないよう、

リューズとプッシャーが左側についております。

 

また、センターの4針のクロノグラフ機能を搭載し、

すばやく簡単に、

より正確な時間計測が可能となります。

 

 

当時と変わらないディティールで復活です！

 

 

 

 

 

もちろんお馴染みのジンテクノロジーも

標準装備しております。

 

20年前の「EZM1」には

このジンテクノロジーは搭載していないので、

（当時はまだ存在しなかった）

 

ディティールをそのままに

さらにパワーアップしたのが、

「EZM1.1」ですね！

 

 

 

 

最初で最後の入荷となる

「EZM1.1」

 

是非店頭でご覧ください！

 

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