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TAG HEUER ~ モータースポーツとの関係性~

2019.02.11

スリーク新潟

こんにちは、 THREEC新潟 津沢です。

 

今日は、TAG HEUERとモータースポーツの関係を語っていこうと思います。

 

皆さんは、TAG HEUERでモータースポーツといえば、F-1、アイルトン・セナ、カレラ

 

そう思う方がほとんどだと思います、けれどそれ以前にTAG HEUERは

 

レースとの深い関わりがありました。

 

TAG HEUERは以前から、ストップウォッチとクロノグラフを19世紀から現在まで

生産しています。

初めて自動車用に生産された時計が、『DASHBOARD INSTRUMENTS』

1911年に飛行機や自動車への搭載目的としたストップウォッチ(タイム・オブ・トリップ)の

特許を取り、飛行距離や走行距離を示す装置を発表しました。

 

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写真は、1911年にホイヤー社が特許を取った最初の航空機、自動車用

ダッシュボードクロノグラフ。

 

当時、最先端の技術が盛り込まれていました、パイロットやドライバー達は

先を争ってこの商品を注文したそうです。

 

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写真=1930年代の自動車用ダッシュボード・クロノグラフ

 

1933年には、30分計と12時間計を備えた新しいモデルを発表

自動車を意味する(Automobile)と飛行機を意味する(Avion)を組み合わせた

『オータヴィア』が発表されました。

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同じ年に、8日巻のダッシュボードクロノ「エルヴュ」を発表、

20年間のあいだ、パイロットやドライバーに使用されてきました。

 

その後1958年に「マスタータイム」を発表

同年「モンテカルロ・ラリー」発表

これまた同じ年に「スーパー・オータヴィア」を立て続けに発表

 

1969年には、ホイヤー社は230種類ものストップウォッチ、航空機・自動車用

を製造していました、世界で販売されるストップウォッチの25%を生産し

スイスの高級ストップウォッチの35%を作り、92%を世界に輸出していました。

 

そして1963年に皆さんが知る「CARRERA」が発表されます。

 

名前の由来は「カレラ・パンアメリカン・メキシコ」という公道を走るレースからです。

1950年から1954にかけてメキシコ合衆国で行われた公道レース

死亡事故が多く1954年を最後に中止

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当時、ホイヤー社は、アメリカで行われた自動車レース「セブリング12時間レース」で

公式時計を担当していました、ドライバーのリカルド・ロドリゲスとジャック・W・ホイヤー

が話を交わす中で、カレラというネーミングをおもいつきました。

 

1960年代中頃には、様々なカレラシリーズがありました。

「カレラ12」、「カレラ45」、「カレラ・タキ」、「カレラ・デジ」、「カレラ・ブラック」

 

その後1969年に、自動巻クロノグラフムーヴメントを発表します。

有名な「クロノマティック」です。

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同年、1969年にホイヤー社のもう一つの名品が誕生しました。

それが、「MONACO」です。

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Cal11を搭載 4社共同開発のムーヴメント

 

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アメリカの映画俳優 スティーブ・マックイーンが「栄光のル・マン」で着用

 

彼は、映画を作るにあたり、レーシングカーを操るために、ドライビングテクニックを

教わった、ジョー・シフェールに憧れ、映画で着用したといわれています。

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ジョー・シフェールは、スイス人初のF1で優勝したドライバー

彼も1969~1971までHEUERとアンバサダー契約をしていました。

 

1971年から、HEUER社はイタリアのF-1チーム、名門フェラーリの公式時計メーカーになります。

当時はまだ手動でラップタイムを計測していました、フェラーリチームは、レースカーの性能を高めるため

レーシングカーのタイムを出来る限りの精度をもって測り、結果を分析し、コンピュータで処理できる

装置が欲しく、フェラーリの要求にこたえる事が出来るメーカーがHEUER社の1000分の1秒単位で

測れるクオーツ式時計プリンターだけでした。HEUER社は1979年までフェラーリの公式時計を担当していました。

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FERRARI T2改 

 

その後、1982年にHEUER社は、財政危機によりピアジェに売却

1985年に、TAG(Techniques D`avant-Grande)が買収

現在のTAG HEUERになる。

 

1980年代に多彩なカラーで人気をえた「F-1シリーズ」を発売し

TAG HEUERの名前が知られるようになりました。

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1982年に、ウィリアムズチームのスポンサーになり知名度は一気に加速

1984年に、マクラーレンチームをスポンサードし数々の伝説のドライバー達が

TAG HEUERを着用しています(アイルトン・セナ、アラン・プロスト、ニキ・ラウダ)

1985年に、スポーツエレガントと銘打つ、Se/L が発売、アイルトン、セナが愛用した

時計と知られています。

 

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人間工学に基づいて設計されたブレスレットは、非常に着けやすく

金属ブレスレットなのにフィット感が高いモデルです。

 

実は、マクラーレンチームを創設した、ブルース・マクラーレンも

ホイヤー社のカレラを着用していました。

 

現在でも、TAG HEUERはモータースポーツと深い関わりがあり

RED BULEレーシングチームをスポンサードし、数々の

モータースポーツとも関わっています。

 

半世紀以上にわたり自動車と密接な関係のあるTAG HEUER 今後も

モータースポーツと一緒に進化する、ブランドです、今後の活躍が

楽しみですね。

 

今後も、様々な面でTAG HEUERを ご紹介していきますので

楽しみにしていて下さい。

 

 

 

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