今回は、ずーーーっとUPしようと思いながらできていなかった内容を。

まず、中村が参加したセミナーがどんなセミナーかというと・・・？
メカニカルクロノグラフマスターセミナー！！
な、長い・・・(´Д` )笑
通称メカクロと呼ばれ、機械式時計やクロノグラフの知識を深めるセミナーです！

クロノグラフの仕組みについては前回、前々回のブログを見ていただければと・・・
参加したセミナーから、レポートする内容はこちら(^^)

☆★ムーブメントの分解&組み立て&精度調整してきました！！★☆

実習があると聞いてはいたのですが、実際に一人一個ずつ机の上にこれが用意してあって、高まったのを覚えています(*´ `*)

まずはネジと歯車を全部取ります！！
ネジにも3つのサイズがあり、それぞれドライバーを変えて外していきます。
傷をつけないように丁寧に・・・。
汚れが付着しないように、部品を直接手で触る事も禁止です。

ここから組み立てていくのですが、分解よりも組み立てが大変(ﾟωﾟ)！

部品同士がちゃんと噛み合っているかを確認しながら進めていきます。
ちゃんと噛み合っていないと、歯車を動かしても動力が伝わらず、全部が連動して動いてくれません。。
ちゃんと噛み合っていると、一つの歯車を少し動かすと他の歯車も動いてくれるんですよ！

最後のガンギ車→アンクル→ヒゲゼンマイの流れが難しいポイントでしたねぇ。。

＼＼完成ーー！！／／

ヒゲゼンマイが動きはじめた瞬間は感動モノでしたよ・・・(；ω；)
自分の手で組み立てた物に命が宿る感じ？
我が子が誕生した気分です（笑）

今回は練習用のやや大きいサイズのムーブメントだったので、実際はこの何十倍以上ももっともっと大変で繊細な作業なんだと思います。
クロノグラフの機能が付くと、部品数も莫大な数になりますしね。。

また、ブライトリングは中の部品一つ一つも丁寧に磨き上げられているので、その部品の輝きに傷をつけないように・・・など、本当ーーーに高い技術力、集中力を要する作業です。

組み立て終わったら、最後に精度調整！

高い技術力と、決して妥協を許さないその姿勢。
時計のデザインだけでなく、こういう部分までかっこいいブランドなんです。。

最後に、機械式時計の動力源であるゼンマイとモンブリランを( ´ ω ` )

このゼンマイが香箱という部品の中にコンパクトに収められて、時計の中に入っているんです。
ちょっと見づらいですが、写真の一番右、香箱の中にちゃんとゼンマイが入っています。

今回中村が体験したムーブメントの分解&組み立てですが・・・
毎年開催されている“技術体験セミナー”にて、同様の体験ができます！