【 GIRARD-PERREGAUX 】ロレアート クロノグラフ Ti49 スリーク新潟

【 GIRARD-PERREGAUX 】ロレアートクロノグラフ Ti49　スリーク新潟

2024.04.28

スリーク新潟

GIRARD-PERREGAUXから、2024年新作ロレアートクロノグラフ Ti49 がローンチされました。マニファクチュールを象徴するロレアート49周年を記念して作られたモデルです。

オリジナルの複雑な形状のケースに、優れた素材として評価の高いグレード５チタンを組み合わせたモデルです。クラシックなロレアートにこの強靭な合金が用いられるのは今回が初めてです。長い間、大勢の科学者によって多くのグレードのチタンが製錬され、純粋なチタンとほかの素材を組み合わせた合金も生まれ、さまざまなメリットが引き出されました。

軽量で強靭、硬く、耐食性に優れ、非磁性で低アレルギー性で、このすべての特徴が時計製造に適しています。グレード５チタンの特徴として、スティールやグレード2チタンの2倍以上の硬度を有することで、傷や衝撃に強い性質を持っています。この剛性により、チタンはスティールよりも製造と仕上げの難易度が高く、時間が掛かります。また鏡面仕上げに非常に適しています。またスティールとの大きな差は耐食性です。人の汗は酸性ですので、錆びにくいスティールでも定期的に洗浄をしないと錆、腐食の原因となり時計自体が永続して使うことが出来なくなります。弱点である錆に対しても非常に強いのが、グレード５チタンの特徴です。

ロレアートクロノグラフ Ti49 は42mmケースに収められ、1975年の初代モデルで初めて採用されたアイコニックなデザインを踏襲しています。トノー型ケースの上に台座が乗り、さらにその上に八角形のベゼルが乗っています。多面的で角が多いため、ケースの複雑な輪郭に光が自在に纏わりつくように反射して光と影を生み出します。ロレアートのベゼル、ケース、ブレスレットの製造は歴史的にも明らかに複雑でしたが、最新世代のクロノグラフに初めてグレード５チタンを使用したことから、さらに複雑度が高まりました。

チタンのグレーカラーを際立たせる為、モノクロームになるよう、クル・ド・パリのモチーフをあしらったグレーの文字盤に、ロゴとブランド名、ミニッツトラック、アワーマーカーすべてをホワイトで統一しました。

グレード５チタンを選択することで、サテン仕上げとポリッシュ仕上げが交互に施されコントラストに富んだ仕上げが実現しました。サーキュラーリング、ケースのエッジ部分、クロノグラフプッシュボタン、ブレスレットのセンターリンクの表面は、すべて光沢のある仕上げが施されています。ケース、裏蓋は非常に薄くラグが腕に沿うような形状をしていることと、ブレスレット駒の可動域が非常に広いため、様々な腕周りでもフィット感が非常に良いです。

キャリバー GP03300

自社マニファクチュールムーブメントは自動巻き上げ、パワーリザーブは最短で46時間、部品数は419個、石数は63個。このキャリバーは、コート・ド・ジュネーブ、ペルラージュ、サテン仕上げ、面取り、鏡面仕上げ、コリマソン仕上げ、エングレービングと多くの仕上げが施されています。熟練した職人の手が加わり、たくさんの労力が費やされた本モデルは、1975年から続くロレアートの最上位な実用時計と思います。この素晴らしい時計をぜひ店頭にてご試着してみてください。