【メゾン・カルティエ】〜サントスの歴史〜
2018.04.16
スリーク新潟
本日は、カルティエのコレクションの中でも
なくてはならない存在、
『Santos de Cartier』について
ご紹介いたします。
カルティエの中でも
非常に歴史のある時計、サントス。
サントスが作られるきっかけとなったのは
今からおよそ120年前、1900年頃のことでした。
フランス人宝石細工師、またカルティエの創設者である
ルイ=フランソワ・カルティエの孫に当たる
ルイ・カルティエが、友人のサントス=デュモンの為に
作った時計といわれています。
▲ルイ・カルティエ
▲アルベルト・サントス=デュモン
ルイ・カルティエとサントス=デュモンが
出会ったのは、1900年。
サントス=デュモンとは一体どういう人物なのでしょうか?
◆アルベルト・サントス=デュモン
1873年にブラジルで生まれ、
当時コーヒー農園を営んでいた父親から
機械学の情熱に触れ、
様々な機械や列車などへの興味を
非常に強く持っていました。
サントスが10歳の頃、
フランス人作家、ジュール・ヴェルヌの本を
全て読み終えていたそうです。
ジュール・ヴェルヌは、SFの父とも呼ばれ
有名な作品は『海底2万里』や『地底旅行』など、
有名映画の原作としても知られています。
幼いながらも知識豊富なサントスは
ジュール・ヴェルヌの本を読み、
「人はいつか空を飛ぶであろう」と
確信していました。
そんなサントスが次に興味を持ったのは、
まさに”空を飛ぶ”という事でした。
サントスは、ジュール・ヴェルヌが創設した
「フランス飛行クラブ」 へ1900年に入会しました。
▲こちらの絵は、飛行機を操縦するサントス・デュモン
実はサントスは、そのハイセンスな
ファッションにも一目置かれており
”ハイカラー”=幅の広いシャツの襟を
流行らせ、その後に”ハイカラ”という
言葉も生まれたともいわれています。
機械学や飛行機学などのさまざまな
知識を得ていったサントス は、
数多くの飛行機の発明・設計をしました。
航空大会などで世界記録を打ち立てたサントスは、
フランス飛行クラブでもその名前が知れ渡り
当時、メゾン・カルティエの創設者の孫であり、
同じフランス飛行クラブに属していた
ルイ・カルティエと出会います。
この2人の出会いが、のちに
”サントス”という時計を生み出したのです。
ポケットなどに入れて使用する
懐中時計がメインだった当時、
航空のパイオニアであったサントスは、
「飛行中の時間の確認が困難である」ことを
友人であるルイに相談をしました。
そのことがきっかけとなり、
ルイがサントスの為に作ったとされているのが、
サントスウォッチだったのです。
世界で初めてストラップをつけ、
腕に巻き付ける腕時計として
デザインされたサントス。
そのデザインは、1900年頃の革新的な変貌を遂げた
”パリ”の街並にインスピレーションを得た
スクエアケースでした。
1889年から1900年に開催された
万国博覧会によって
パリの街はより近代的に、有名なモニュメントが
多数建築されています。
そして、今年2018年には
サントスウォッチがリニューアル。
※新作サントスについてはコチラ
よりなめらかになったベゼル、
クイックチェンジ可能なストラップ、
あなただけのサントスウォッチを
ぜひ見つけてみてくださいね。
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