ZENITHの魅力
2019.01.23
スリーク新潟
こんにちは、THREEC新潟 津沢です。
今日は、ZENITHについて語ろうと思います。
時計に詳しい方なら知っていると思いますが、ZENTHというブランド、
皆さんは、ZENITH=エルプリメロ そんな風に捉えていると思います。
今回は、意外と知らない、歴史に触れて行こうと思います。
ZENITH ジョルジュ・ファーブル=ジャコがスイスのル.ロックルで時計を作る職人を養成していました。
その時彼はまだ未成年で、成人した職人に教えていたんです、天才時計職人と呼ばれていました。
彼は、そのときからより優れた精度の腕時計を作る野望がありました。
それを実現する為に、製造の形態を、大きく変える必要性があると考えていました。
マニュファクチュール(自社一貫製造)です。
当時は、複雑な時計を作る工程を、職人たちは、近所の工房や、自宅などで別々に
パーツを作っていました、1865年に彼は、光が多く差し込む巨大な建設し
そこにムーヴメントの部品、文字盤、ケース製作、時計に必要な職種を一同に集め
時計製作の会社をつくりました、なんとその時の年齢が22歳という若さです。
マニュファクチュールの誕生です。
機械化による近代的な製造システムを導入して、手頃価格の高品質時計を量産したゼニスは、
創業からわずか10年で1000人を雇用する大工場へと発展しました。
当時のル・ロックルでは成年労働者の3人に1人がゼニスで働いていたという
から驚きです。ゼニスの時計はやがて、国内外の博覧会で受賞したり、
天文台コンクールで1500もの受賞を重ねるなどして、名声を確立すにいたりました。
「ゼニス(Zenith)」とは、天頂を意味する言葉で、
これはもともと1900年に発表された新型ムーブメントに付けられた名称です
まさに天頂に輝く星にもたとえられる至高のムーブメントの誕生でした。
このムーブメントは同年のパリ万国博覧会で金賞を受賞
1911年、創業者ファーブル=ジャコの引退を機に、社名も新たにゼニスへと改められました。
150年に及ぶ歴史を通じて、ゼニスは常に、
高い精度と信頼性を誇る複雑時計の開発・製造において先駆的な役割を担ってきました。
そして、マニュファクチュールに集結された時計製造にかかわるあらゆる専門技術により、
他社に頼ることなく、絶えず計時の限界に挑み画期的なメカニズムを開発しています。
優れた時計の精度に匹敵するような正確さでゼニスがこれまで取得した特許は
、各種計器からポケットウォッチ、腕時計に至るまで、300件以上にのぼります
~伝説の名機ーキャリバー135~
1948年に発表されたZENITH Cal-135 今から70年前に発表された名機です。
ヴィンテージウォッチの収集家の方たちからも最高傑作と名高いCal-135
写真を見て一番目を引くのが時計の心臓部(テンプ)の大きさ、香箱よりも大きく
これは、当時のクロノメーターコンクールの規格が30mmと制限されていて
精度を出すために、テンプを大きくしています。
緩急針も独特な形状で、マニア心をくすぐるキャリバーです。
~名機 Cal-5011K~
1960年に、キャリバー5011 Kを発表し、同種のキャリバーにおける精度記録を樹立。
このムーブメントは、高級時計製造技術の最高峰であり全世界にゼニスの精度と技術の高さを印象づけることに一役買いました。
特別な名前を持たず、登録番号である数字とアルファベットだけを名前に冠したこの機種は、
数々の難試験にクリアしています。懐中クロノメーターと、航海用クロノメーターに採用されている正確なムーブメントのひとつで、
1960年に発売されたこの直径50mmの機械式ムーブメントには機械技術の全てが集結されており、
いくつもの時計製造技術学校でモデルとして採用されています。
2012年のBASEL WORLDで復活しています、
歴史的な傑作パイロットウォッチへのオマージュとして開発されたモデルです
「パイロット アエロネフ タイプ20(Montre D’Aeronet Typy 20)」
残念ながら、現在は製造していません。
その後、1969年に皆さんもご存知の名機【エル・プリメロ】が誕生します。
現在でも作られているムーブメントで世界で最も精度の高い量産型キャリバーです。
エル・プリメロの事は、また次回に触れてみたいと思います
エル・プリメロ以外でも過去に沢山の名機が存在していました、皆さんも知らないこと
沢山あると思います、これからもドンドンご紹介していきますので楽しみにしていて下さい。
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