TAG HEUER ~伝説の時計再び~ Vol・2
2019.04.16
こんにちは、THREEC新潟 津沢です。
今日も、TAG HEUER AUTAVIAについて語っていこうと思います。
前回はAUTAVIAの初期、ダッシュボードクロノのお話でしたので
今回は、腕時計になってからのAUTAVIAについて深く探っていきます。
腕時計としてAUTAVIAが発売されたのは、1962年が1stMODELです
当時、自動巻きではなく、手巻きが主流の時代でAUTAVIAも手巻きのモデル
で販売されました、1stモデルには2種類の文字盤があり、クロノグラフの積算計が
二つのモデルと三つの2種類ありました。
2カウンター 3646 3カウンター 2446
最初の文字盤は、アワーマーカーにラジウムを使っています。
針はドーフィン(ドルフィン)型
その後、文字盤の仕様変更により初代モデルは短命に終わりました。
手巻きのムーヴメント Vajoux72とVajoux92が搭載されていました
ED.HEUER&COSAと刻印されています。
仕様変更ごのモデル
仕様変更後のAUTAVIA、違いが解りますか?
針の使用が変更されています、ドーフィン針は同じですが、夜光塗料の塗り方が違いますね
ツーカウンター(3646)のベゼルが60分のベゼルに変更されています。
実はこの時代べセルの違うモデルがまだあったみたいです。
このモデルのベゼルは、100分計になっています
この時代は、色々な使用が作られていました。
1963~1964年に大きく文字盤を修正しています。
2nd MODEL
見た目で、すぐに気づくのは、積算計(カウンター)が小さくなっています
また、アワーマーカーが金属マーカーに変更されました。
1stモデルをコレクターは、《Big Subs》と」呼んでいます。
3rd Model ー3回目の大きな変更ー
1965年頃、3回目のダイヤル変更がありました
Rindtモデル
変更された部分は、アワーマーカーがより見やすく大きくなっています
2ndモデルと比べて、針の形状も変り、マーカーの形状も変更されました。
ベゼルも少し薄くなっています。
ムーヴメントはValjoux社ですが、ED.HEUER&COSAから
HEUERーLEONIDAS.SAと刻印が変わりました。
《Rindt モデル》1970年代にF-1で活躍したドライバー ヨッヘンリントが愛用していたモデル
*1964年にホイヤー社とレオニダス社が合併し、社名が
”HEUER-LEONIDAS”に変わっています。
当時3カウンターをヨッヘン・リントが着用、2カウンターをマリオ・アンドレッティが着用していました。
《マリオ・アンドレッティ》アメリカ人のF-1ドライバーで、1978年のF-1ワールドチャンピオン
これは、ちょっと珍しいモデルで、タキメーターがついたモデルです。
Special Model で別注で作られていました。
まだまだ、AUTAVIAには、いろいろなモデルが過去にありました。
VOL2はここまでで、次回VOL3で自動巻きを、ご紹介していきますので
次回までお楽しみにしていてください。