【サントス物語】Vol.3
2019.04.26
スリーク新潟
こんにちは。
スリーク新潟の飯田デス。
ついに大型10連休のGWがやっていまいりますね。
スリーク新潟では【カルティエ ウオッチ コレクション2019】が開催されます!
色々なモデルが多数揃いますが、今年の注目モデルは去年に引き続き『サントス』です!!
と、いう事でサントスにまつわるお話をしていきたいと思います。
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サントス ウオッチ
さて、話は時計の『サントス』に戻します。
サントスウオッチは1904年に誕生したと言われています。
サントスの友人の一人がルイ・カルティエでした。
サントスはカルティエに飛行船の操作中に懐中時計を見ると両手が使えないと不満を漏らしました。
それに対してカルティエはバックルとベルトで腕に時計を留めるアイデアを提案したと言われています。
▲サントス-デュモンと食事を取るルイ・カルティエ。
飛行感覚を養うために高いテーブルとイスを使ったと言われています。
サントスがルイ・カルティエに懐中時計の不便さを訴えたのは、パリの名レストラン、マキシム・ド・パリでのこと。
そうしてサントス=デュモンの為に時計が製作されたのが1904年。
その後、『サントス ウオッチ』が市販されたのが1911年。
ただ、カルティエ家の伝承でサントス=デュモンに時計を作ったのが1904年と言われているのですが『サントス ウオッチ』が記録に登場するは1906年11月16日です。
1906年のこの時にサントスは腕に時計を巻いて自らの滞空時間を測ったのです。
▲サントス リストウオッチ1915年製
▲サントス リストウオッチ1916年製
さて、ルイ・カルティエはなぜサントスの為に時計を作ったのだろうか?
もちろんサントスが友人だったいうのは大きな理由ではあるだろうが、
ルイ・カルティエは商売として実用時計に関心を持ち始めていたのではないかと思われます。
かつて、ルイ・カルティエは
「私たちは大衆の気分に応じた商品在庫を積み増すよう、ビジネスを行わなければならない。そのためには実用的な機能を持ち、しかしカルティエスタイルで装飾された製品を作らねばならない」
と言ったといいます。
ハイジュエラーだったカルティエだが、今後の商売を考えた時に実用品の必要性を強く感じていたようです。
実際、1900年代以降のカルティエは、シガレットケース、18K製のヨーヨー、歯ブラシ、ポーカーセットといった物を作ります。
これにより貴族階級の人々だけでなく企業家達などがカルティエの顧客となっていきました。
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1904年にアルベルト・サントス=デュモンの為に作られた時計
次回もその背景を少しだけ深堀りしたいと思います。
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今年の新作モデルなどカルティエの世界観をお楽しみいただける特別な期間となっております。
また、素敵なおもてなしのご用意もしておりますのでぜひこの機会に古町6スリーク新潟へご来店くださいませ。
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