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MY ZENITH ~スタッフイチオシのZENITHをご紹介 イイダ編 ~

2022.09.07

スリーク新潟

近年ますます注目度が急上昇しているブランド、ゼニス。

8月は『MY ZENITH』 と題し、ゼニスの魅力をたっぷりとご紹介いたします。

新作以外にもスタッフがイチオシしたいオススメモデルがたくさん登場。

どうぞお楽しみに・・・☆★

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こんにちは。

スリーク新潟の飯田です。

MY ZEINTHと言ったら、その言葉の通りですと私のゼニスはクラス エル・プリメロ。

もうだいぶ昔の時計です。

当時のゼニスは30万円前後で購入できるモデルが多かったです。

もちろん、当時の物価もありますが、現在みたいな拘った仕上げなどをしていなかったので実現できていた価格。

当時の機械は装飾もほとんどなく、職人気質な時計という印象のあったゼニス。

現在は当時とは変わりエル・プリメロという名機をドレスアップしたらこんなに素敵になるのか!というように拘りの仕上げとなっています。

 

 

ま、当時は当時でその時の良さってのはあるのですが、個人的には現在のゼニスの方が断然魅力が増したと感じています。

そんな私が『MY ZENITHにしたい』モデルを選ぶならば、

 

 

クロノマスターオリジナル1969

 03.3200.3600/69.M3200

38㎜

5気圧防水

¥1,100,000

 

皆さんゼニスと言ったらご存知の方も多いと思いますが『エル・プリメロ』が有名。

世界初の自動巻きクロノグラフの1つとして1969年に発表されたムーブメントです。

かつてはロレックスのデイトナにも搭載されていた機械であり、時計好きの間では今もなお根強い人気の名機です。

そのエル・プリメロを搭載して1969年に発売されたのが下記の3品番。

A384、A386 、A385

このうちのA386のデザインを復刻させたのが、この『クロノマスター オリジナル1969』なのです。

原理主義的な嗜好がある私としては、やはりこの復刻モデルは見逃せません。

インダイヤルのカラーなど以前もパッと見た感じは同じようなモデルがありました。

 

こちらです。

正面からの画像は似ていますが、実物を比べてもらうと全くの別物となっています。

以前のこのモデルと比較するとケースの厚さは薄くなりラグの湾曲も少なくなり、ペタンとした感じの良い意味で昔風の作りになりました。

クラシックというよりはレトロな雰囲気の仕上げとなっています。

 

正面からではやはり違いが分かりづらいですが、

現物を手に取ってみてもらうと全く違うんです。

あ、正面から見て分かる違いの一つにクロノグラフ秒針の付け根の部分が星型(☆型)になっていないというのもあります。

上が旧型、下が新型。

新型の方がラグが薄くなっています。

旧型

新型

 

 

そして、見た目よりも何よりも個人的にこのクロノマスターオリジナル1969が痺れるのは

1周10秒のクロノグラフというところ。

エル・プリメロの凄さの1つは毎時36,000振動、つまり1秒間に10振動のムーブメントというところ。

つまり1/10秒が計測できるのです。

一般的な毎時28,800振動(毎秒8振動)のムーブメントは1秒間に針が8回刻むので、下記のような刻みになります。

➀0.125秒

②0.250秒

③0.375秒

④0.500秒

⑤0.625秒

⑥0.750秒

⑦0.875秒

⑧1.000秒

このようになってしまうため、おおまかなコンマ何秒かの数値を伝えることはできるかもしれませんが、

基本は1秒単位での計測になると思います。

しかし、エル・プリメロは1秒間に針が10回刻むので0.1秒ずつの計測が可能なのです。

それを視認しやすくする為に1周10秒のクロノグラフにしたのです。

より短時間のスピード計測をするのに適したクロノグラフと言えます!

 

ま、そのように熱弁をしたとて

0.1秒の計測を必要とするような場面なら、だいぶ正確な計測を求められるだろうから機械式よりクォーツの方が良いのでしょうが・・・

でも、私みたいに陸上競技をしてきた人間にとっては0.1秒を計測できるというのが胸アツなことなのです。

 

伝統と革新、これが見事に融合したモデルだと思います。

欲しい・・・

 

 

 

そして、原理主義な私としてはA386モチーフのクロノマスターオリジナル1969が気になっていると

やはり、こちらも候補になってしまうんです・・・

 

クロノマスター エル・プリメロ A384 リバイバル

03.A384.400/21.M384

37㎜

5気圧防水

¥1,034,000

 

これは1969年に発表された初代エル・プリメロ搭載機A384の完コピモデルです。

ちなみに昔の時計の完コピをしようとした場合、クロノグラフだとちょっとやっかいだったりするんですよね。

インダイヤルの針が付く軸の位置がムーブメントによって若干違ってくるので、なかなか当時と全く同じようには作れないのです。

でも当時とムーブメントが同じエル・プリメロだからこそ出来る復刻モデルなのです。

 

このケース形状も好きなんですよね。

60年代後半から70年代前半にかけて流行ったサイケデリックファッションの影響で

カラーだけでなくエッジの効いたケースの形状が当時らしい仕様なんです。

 

昔からなぜか70年代前後のサイケ時計は好きなんですよね。

タグ・ホイヤーのモナコやブライトリングのクロノマチックなどなど。

レトロなこのモデル、次元大介モデルなど、限定も色々とやったりはしていますが、個人的には王道のこのパンダカラーがお勧め。

 

 

 

でも何かもう少しパンチが欲しいよなぁ、、、、と思うと

何だかんだでデファイも気になるのです。。。

 

デファイ エクストリーム

95.9100.9004/01.I001

45㎜

20気圧防水

¥2,119,700

 

デファイ エクストリーム、これはもはやまずは感覚的にカッコいいと思ってくれる人におススメしたいです。

もちろん、この手のデザインが好みではないという人もいると思います。

万人受けするデザインではないかもしれませんが、好きな方には刺さるデザインです。

しかも、防水性は20気圧(200M)、クロノグラフは1/100秒、そしてチタンケース。

実用的に使いこなせるモデルでありながら、この遊び心。

ベルトはワンタッチで付け替えが可能で、ラバーベルトとベルクロベルトか最初から付属します。

↑裏蓋のボタンを押してブレスを外します。

 

200万円という定価は高額ですし、

200万円を出して時計を購入するならブランドを選べばクラシカルな金無垢も選択肢に入ってくると思います。

そのような時計の魅力もありますが、このようなスポーティな時計に200万円を使うことに、何かカッコよさも感じてしまうワタシです。。。

なんとなく『余裕』がある人ってイメージがあるんですよね。私はそんな人物に憧れを持っているんですね、きっと・・・

 

存在感がとてもあるモデルです。

要所に使われた青色も個人的には好みです。

 

エッジを効かせたケースやブレスレットの形状も立体感があり見応えがあるというか

見ていると潜在意識に響く刺激があるデティールです。

 

ゼニスってやっぱり良いブランドです。

MY ZENITHなんて言っても一本に絞り切れない・・・・

それが正直なところ。。。。。

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