【 PANERAI 】ラジオミール オリジネ PAM01335 登場。
2023.01.02
スリーク新潟
PANERAI から新作 ラジオミール オリジネ が登場します。
品名:ラジオミール オリジネ
品番:PAM01335
ムーブメント:手巻きメカニカル、パネライ自社製P.6000
パワーリザーブ:3日間
ケース径:45mm
ケース:AISI 316L エイジド加工スティール
ストラップ:Scamosciato ブルー, エクリュ ステッチ, 27.0/22.0 スタンダード サイズ
防水:10気圧(100m)
金額:¥875,600(税込)
パネライの歴史に敬意を表した45mm手巻き時計の新シリーズ。
モデル名の『ラジオミール オリジネ』の “オリジネ” はイタリア語で “起源、始まり” を意味します。
少し、パネライの歴史に触れたいと思います。
現在「ラジオミール」として知られるタイムピースとなった計器、Ref. 3646 の完成に続き、パネライはイタリア海軍の納品業者に任命されました。現在の「ラジオミール」は、多くの点で Ref. 3646 の特徴を受け継いでいます。
直径47mmという大きなスティール製クッション型ケース、夜光数字とインデックス、ケースにはんだ付けされたラグ、高品質の手巻きメカニカルムーブメント、なめし加工を施した耐水レザーストラップ(潜水服の上から着用できる長さ)がその好例です。イタリア海軍との契約により、パネライの時計が定期的に納品されることとなりました。
当時、ジュゼッペ・パネライは、時計の機能を改善するために文字盤の構造を修正し、2つの層が重なり合うようにするサンドイッチ構造の文字盤にしました。さらに、上層に陽極酸化処理アルミニウムを用いてインデックスと数字を型抜きし、ラジウム塗料がより明るくはっきりと見えるようにしました。文字盤の視認性を高めるためにレイアウトも変更され、アラビア数字は4つの要所のみで、アワーマーカーとして8つのインデックスが配置されました。
こうして、パネライとイタリア海軍 – ラジオミール(REF. 3646)が誕生しました。
新作ラジオミール オリジネは、1940年代当時に採用されていた、アルミニウム製で黒色の最初の文字盤からインスピレーションを得ています。アルミニウムの自然な陽極酸化処理により、時間経過とともに色が変化します。その変化を表現した粒子の荒い新しい文字盤と Patina Steel(緑青鋼) のケースによって、パネライの歴史を深く知る切っ掛けと技術の高さを再認識させてくれます。
ラジオミールのメタリックブルー針も、パネライの歴史上、重要なディテールです。焼入れという工程は、金属(ステンレス)の針に焼入れをすることで”金属の表面に酸化皮膜”が作られ、防腐・防錆の効果があります。また、メッキなどよりも錆びにくいといわれており、耐久性に優れるというのも利点です。
パネライの伝統であるサンドイッチ文字盤は、視認性と機能性を兼ね揃えています。デグラデ(イタリア語でグラデーションの意味)ブルーによって、当時の経年変化を再現していると言われています。
ドーム型風防はサファイアクリスタルガラスを採用しています。当時の趣を大切にしつつ、傷が入りにくく日常使いやすくなっています。ラジオミールケースの特徴として、クッション型ケースとループラグがあげられます。ループラグは、ラグ部分がネジ止めにより、取り外し可能な形状となっています。この方式は特許を取得しており、パネライ独自のものになります。
コントラストステッチとヴィンテージ構造のカーフを装着しています。初期に使用されたストラップにインスパイアされたヴィンテージパネライストラップの構造は、ラッカーを使用せずに生のカットレザーが特徴です。
随所に渡り、当時の趣を継承しつつ現代の技術によって復刻した ラジオミール オリジネ は、ブランドファンのみならず多くの方を魅了する一本と思います。
すでにパネライをお持ちで「ラジオミールはまだ持っていない…」という方へも、非常におすすめなタイムピースです。
どうぞ店頭にてお試しくださいませ。
※2023年1月2日現在、ご成約分で商品の在庫がございません。次回入荷よりご案内できます。
ご予約も承りますので、どうぞスタッフまでお問い合わせくださいませ。
< THREEC PANERAI information >
【 PANERAI 】2022年新作 ルミノール ドゥエ ルナ が登場。PAM01180、PAM01179。
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