ケース径46mmの「ビッグ・パイロット・ウォッチ “プティ・プランス”」は、特徴的なブルーの文字盤を備え、アントワーヌ・ド・サンテグジュペリの最も有名な文学作品に敬意を表したIWC特別モデルを象徴するタイムピースとなっています。この時計を駆動するのがIWC自社製キャリバー52110で、ブラックまたはホワイトセラミック製のパーツを備える効率的なペラトン自動巻き機構を搭載しています。2つの香箱が、7日間のパワーリザーブを確保します。「3時」位置にパワーリザーブ表示を、「6時」位置に日付表示を配し、飛行での使用には不可欠なセンターセコンドを備えています。また、軟鉄製インナーケースが、周囲から作用する磁力を最大限に遮断します。時計の裏蓋には、マントをまとい、剣を手にした王子の姿が刻まれています。
アントワーヌ・ド・サンテグジュペリ作『星の王子さま』は、現在までに300以上の言語に翻訳されており、フランスの偉大な作家であり、パイロットとして先駆者でもあった同氏の作品の中で最も有名な文学作品です。物語では、小さな王子さまが7つの惑星とそこに暮らす王さま、うぬぼれ男、呑み助、実業屋、点燈夫、地理学者といった住人たちを訪ね、長い旅の終わりにバラの花の元へと戻っていく様子が描かれています。 IWCでは、アントワーヌ・ド・サンテグジュペリの子孫の全面的な協力を得て、2013年からミッドナイトブルーの文字盤を特徴とする「パイロット・ウォッチ」の特別モデルを発表し、この素晴らしい作品にオマージュを捧げています。サンテグジュペリにとって、執筆活動と飛行機の操縦が切っても切り離せない関係であったように、これら特別モデルには詩の世界と技術の世界が見事に融合されています。