【 BREITLING 】スリーク新潟スタッフがお勧めするブライトリング 3選
2025.05.19
スリーク新潟
スリーク新潟スタッフがお勧めするブライトリング3選ということで、3モデルをご紹介いたします。
スーパーオーシャンヘリテージ
B20オートマチック 42
AB2010121L1A1
759,000円(税込)
1957年に誕生した初代スーパーオーシャンから50周年を記念して、2007年にスーパーオーシャンヘリテージ 46 が登場します。この時にラチェット式ダイバーズベゼルと防眩クリスタルを備えていました。そしてここから10年経った2017年、誕生60周年を迎えたスーパーオーシャン ヘリテージがデザインを一新してパワーアップ。マニファクチュール キャリバー B20 を搭載し、70時間パワーリザーブと日にち早送り機能も改善されました。ラチェット式ダイバーベゼルもセラミック製になったことで、耐傷性に優れ、実用時計としてとても使いやすくなりました。
サンレイ仕上げが施されたグリーンダイヤルは、色の移ろいも美しいのが特徴です。スポーティでエレガント。とてもお洒落なダイバーズウォッチです。ブラックのラバーストラップへ変更することで、よりアクティビティなシーンでもお使いいただけます。200m防水機能、最大70時間パワーリザーブ、日付け早送り禁止時間帯がないスペックを持ち合わせていて価格帯は759,000円と非常にパフォーマンスに優れている一本で、個人的に欲しい1本です。
1,765,500円(税込)
まず、クロノマットについてお話ししたいと思います。
1983年、初代クロノマットはイタリア空軍 エアロバティックチーム「フレッチェ・トリコローリ」のために開発されました。当時デザインを手掛けたのがアーネスト・シュナイダー。三代目ウィリー・ブライトリングから経営を引き継いだ社長です。時代はクオーツ時計全盛期、ブライトリングも経営状況が厳しい最中、彼が立て直すことを考えたプランのひとつに、これまでにない新しいクロノマットの開発でした。
丁度この頃、イタリア空軍「フレッチェ・トリコローリ」が公式時計を公募していましたので、アーネスト・シュナイダーはイタリアまで足を運び、パイロットたちが時計に対してどのような要望を持っているかをヒアリングしました。結果、100種類以上のプロトタイプを作り、最終的にコンペに勝ち、フレッチェ・トリコローリが採用されることとなりました。多くのブランドは既存モデルを提供したそうですが全く新しい時計をこのために開発したのはブライトリングだけ。相当なコストをかけて開発したそうで、当時のイタリア空軍の担当官からも「精度・耐久性の基本スペックをはじめ、視認性や操作性なども他のクロノグラフを圧倒するほど素晴らしい出来です。そして何よりデザインが良い」と言われたそうです。
また、当時クロノマットの開発に、アーネスト・シュナイダーにアドバイスを送った人物がいます。その人物が、ルイジ・マカルーソです。ルイジ・マカルーソはクロノマットに対しレザーストラップの種類を増やし、ファッション性を強くしたモデルにするよう助言しました。ライダータブも素材をゴールドに変えたりしてバリエーションを増やすことでファッション性を出すことに成功。結果、プロフェッショナルウォッチでありながらファッション性の高いクロノマットは瞬く間にイタリアで人気となり、多くの時計店では「ブライトリング完売」の貼り紙がされたそうです。
クロノマットは、時代とともに進化するクロノグラフウォッチです。わたしがこのモデルが好きな理由は、当時のデザインを踏襲しつつさらに実用性を兼ねたクロノグラフだからです。それは「軽さ」。素材にグレード5チタンを採用することで、圧倒的な軽さと美しい輝きを放つ、現代に最も相応しい時計へと進化したのを感じるからです。通常のステンレススチールモデルは、高級機械式時計らしい「重量感」も良いと感じますが、長く着用していく中でも着け心地の良さはとても大切です。その上で軽さは重要です。文字盤の仕上げ、ベゼルリングとライダータブの仕上げ、ミドルケース、ブレスレットと細かいところまで仕上げがされています。ラバーストラップへ変更するだけで一気にスポーティな印象になるところも好きです。時代とともに進化し続けているクロノマットはとてもお勧めします。
1,342,000円(税込)
1950年、パイロットは燃料消費量から上昇率まで、あらゆる計算を回転計算尺に頼っていました。そこで三代目ウィリー・ブライトリングがクロノグラフの回転ベゼルに計算尺を取り付けたところ、他にはないフライトコンピューターが誕生しました。「ナビゲーション」と「タイマー」を組み合わせたその名前が「ナビタイマー」です。AOPA(国際パイロット協会)との2年にわたる開発期間を経て、1952年に100本の限定先行発売が行われました。ここからブライトリングは世界の航空界の公式サプライヤーとなる道を歩むことになります。
ナビタイマーは年代を追うごとに進化をたどります。1955年、ナビタイマー 806 Mk2.1 は、信頼性の高いムーブメント、ヴィーナス178にアップグレードをし、航空業界にとどまらず一般販売され、ブライトリングと表記された文字盤が採用。
1963年、ナビタイマー 806 Mk3 は、読みやすい黒地に白の「逆パンダ」サブダイヤル、スリムな針、バトンインデックスにのアワーマーカー、そして先端が矢のように尖った新しいスイープ針を採用し、現代に通ずるデザインがこの頃完成しました。1964年、ナビタイマー 806 Mk5 は、回転ベゼルのビーズ装飾から現代のデザインに繋がるノッチが登場します。時代は流れ、2010年、ナビタイマー 01 が登場します。シースルーのケースバックからは新しいブライトリング マニファクチュール キャリバー 01 を見ることができました。そして2022年、 ナビタイマー B01 クロノグラフ 43 は、初代ナビタイマーの図面が描かれてから70年の歳月を経て更なる進化を遂げました。
2022年に誕生したこのナビタイマーは、70歳の誕生日に、ジュネーブ行きのスイス・インターナショナル・エアラインズ3便の機内で特別に公開されました。新しさと懐かしさを織り交ぜ、洗練されたデザインに現代的なダイヤルカラーを組み合わせました。AOPAロゴを復活、BREITLINGのネームデザインは、1955年のナビタイマー 806 Mk2.1 を彷彿させます。視認性の良い逆パンダダイヤルは、1963年のナビタイマー 806 Mk3 を想起させます。クラシックでありながらも現代まで続くナビタイマーは、この先何十年も愛され続けられる機械式時計と思います。人それぞれのパーソナルカラーがあると思いますので、好みのダイヤルカラーを選ぶもよし。わたしは、この名作にリスペクトの気持ちで逆パンダ仕様のカラーをお勧めします。
ぜひスリーク新潟ならびにブライトリングブティック新潟で、お気に入りの1本を見つけてください。
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