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【 KING SEIKO 】クラシックの可能性を切り開く、 新たなスポーティデザインシリーズ「VANAC(バナック)」

2025.05.14

スリーク新潟

2025年、KING SEIKO より新たなスポーティデザインシリーズ「VANAC」(バナック)が発表されました。 VANAC は、1972年、東京・亀戸にあります「第二精工舎」で誕生した高級腕時計です。この VANAC について、キングセイコーにまつわる歴史と発祥をお伝えします。

 

【歴史・発祥】

1937年、腕時計の生産増強を図るために、当時「精工舎」(服部時計店の製造・開発部門として設立された会社群)から独立しました東京・亀戸に新会社「第二精工舎」を設立しました。太平洋戦争中の1943年に、桐生、富山、仙台、そして諏訪の各地に分散疎開をしました。1945年、亀戸工場は戦災によって壊滅状態にあったため、疎開先の工場で生産を再開しました。1949年、諏訪を除く各工場は撤収されて、再び亀戸工場を中心に生産が行われるようになりました。その後1960年、長野・諏訪工場から、圧倒的な精度を誇る時計としてグランドセイコーが誕生。そして1961年、東京・亀戸工場からは東京の「粋」を背負った風格のあるデザインとしてキングセイコーが誕生しました。

 

【キングセイコー初代モデル〜VANACまで】

初代キングセイコー(1961)

 

2代目キングセイコー”KSK”(1965)

 

キングセイコー”45KCM”(1969)

 

1961年、初代キングセイコーの後、1965年には秒針規正装置を備えた2代目キングセイコーKSK(1965)が誕生します。1969年には、丸みを帯びた造形が特徴で、ブランド初となる36,000振動/時を採用したキングセイコー45KCMが誕生します。

 

また同じく1969年、クオーツ式腕時計「クオーツアストロン」が誕生します。1970年代には精度の追求だけでなく、商品のスタイルや色、デザインを重視した多様なモデルが世界にたくさん登場します。キングセイコーはブランドの幅を広げるため、商品スタイル・デザイン・色を重視した新たな高級腕時計「VANAC」を作り出しました。

 

VANAC(1972)

 

商品スタイル・デザイン・色をより重視した、デザインシリーズ。従来と異なる高級腕時計の提案は、カットガラスの採用からも見て取れます。高級腕時計でありながら若者にも訴求しているなど、ブランドの新たな価値観を作り出すきっかけとなりました。

 

2025年新作 スポーティなデザインへと昇華した「VANAC」

 

今回、新登場のVANACのコンセプトは、「TOKYO HORIZON」。キングセイコー誕生の地である東京に広がる壮大な地平線を表現、多様な価値観に合う新スタイルを提案。1970年代のVANACに見られる伸びやかなケース、カットガラスやカラーリングといったデザイン表現を再解釈し、スポーティなモデルへと昇華。当時のモデルが持つ存在感を継承しました。ここからは新しいVANACの特徴をお伝えします。

 

【 特徴 】

シンプルな面構成でありながら文字が映るほど丁寧に磨き込まれた鏡面仕上げが見事です。角の立った形状やベゼルのない形状も高い技術の証です。

 

ベゼルのない構造は、他のラグジュアリースポーツウオッチにも見られないVANACならではの特長の一つです。ケースを薄く見せる効果があります。

 

ダイヤルには1970年代当時のモデルのベゼルやカットガラスに着想を得たインデックスリングを採用。リングの外側は12角形にし、各頂点で輝くゴールドがアクセントになるようデザインされています。

リングの上面は砂目調、ダイヤル本体は放射パターンと仕上げを分けることで輝きが楽しめます。型打ちで施された分目盛や12ヶ所のルミブライトと相まって視認性は抜群。TOKYO HORIZONをイメージしたダイヤルの型打ちパターンは、伸びやかな印象になるよう調整を重ねたと言われています。ダイヤルにグレデーションを取り入れることで、奥行きと立体感を与え洗練された印象に。12時位置のV字のインデックス、秒針のVのマークがVANACの頭文字を象徴します。

 

VANACのために開発された新設計ブレスレット。駒は横に長く、緩やかに弧を描いており、細部までこだわって丁寧に作り込まれています。しなやかに腕に沿う快適な装着感を得られます。

 

キングセイコーブランド復活以来初のシースルーバック仕様。ローターの筋目模様などムーブメントの外観にも拘って作られてます。薄型で耐久性が高い新設計ムーブメント(キャリバー8L45)は、日差+10秒~-5秒、持続時間約72時間と高いパフォーマンスを持ち合わせています。防水性能は10気圧防水と安心。さらにJIS1種の耐磁性能も備えています。内面無反射コーティングを施したボックス型サファイアガラスによって、時間の読み取りやすさと美しいダイヤルも見ることができます。非常に優れたスペックです。

 

VANACのレギュラーモデルは時間の移ろいによって変化する、現代の東京の景色をダイヤルで表現しています。それぞれ「夕暮れ時」「真夜中」「朝日」を表現した、パープル、ネイビー、シルバーの3色でダイヤルを揃えています。針やインデックス・インデックスリングとのコンビネーションも見所です。レギュラーモデル3本と世界限定モデルをご紹介します。

 

SDKV001 パープル「夕暮れ時」

 

広大な地平線が広がる東京の黄昏を表現した、わずかにグラデーションが掛かった色合いが楽しめるダイヤルです。このダイヤルには僅かに異なる3種類の紫を使い分けています。

 

SDKV003 ネイビー「真夜中」

 

真夜中の東京を表現、落ち着いた印象でありながら、グレーのインデックスリングにより斬新さも兼ね揃えたカラーです。

 

SDKV005 シルバー「日の出」

 

朝日に照らされる、都市の輝きを表現。シルバーのダイヤルにゴールドの差し色が美しく映えます。

 

SDKV007 ゴールド「朝日」

 

当時のVANACに着想を得たカラーを採用。ダイヤルのセイコーロゴと裏蓋のキングセイコーのロゴはゴールドで施され、限定品らしい特別感を演出します。ゴールドのダイヤルカラーは、東京の日の出をイメージしています。世界限定700本、うち国内300本です。

 

 

2025年、KING SEIKO に新たなファミリー「VANAC」が加わりました。これにより、クラシックな趣を大切にしたい方からスポーティな雰囲気を楽しみたい方まで幅広く受け入れられるブランドへとなりました。日本から世界へと躍進していくブランドですので要チェックです。

 

 

 

SDKV001

SDKV003

SDKV005

世界限定

SDKV007

 

KING SEIKO

VANAC

2025年7月11日(金)発売

ケース材質:ステンレス

ケースサイズ:厚さ 14.3mm 横 41.0mm 縦 45.1mm

ガラス材質:ボックス型サファイア

コーティング:内面無反射コーティング

ルミブライト:あり(針・インデックス)

中留:ワンプッシュ両開き方式

キャリバー:8L45 メカニカル 自動巻(手巻つき)

精度:日差+10秒~-5秒

駆動期間:最大巻上時約72時間持続

石数:35石

機能:振動数:28,800振動/時(8振動/秒)、秒針停止機能、カレンダー(日付)機能つき

防水:日常生活用強化防水(10気圧)

耐磁:あり

重量:132g

その他:ねじロック式りゅうず、スクリューバック

価格:¥396,000(税込)

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